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アサヒ ベルジャンエール 【王者の醸すベルギービール】 [日本の大手ビール]

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待ってました~ベルジャンホワイト~[ビール][ぴかぴか(新しい)]

だと思っていたらベルジャンホワイトではなく,ベルジャンエールでした。。。

前にネットでちらっと見たとき「ホワイト」に見えた気がしたので,ホワイトだと思い込んでましたorz


ベルジャンホワイトってのは日本でもよく見かけるヒューガルデンホワイトに代表される,小麦やコリアンダーやオレンジピールを使った実に爽やか&スパイシーな白色ビールだす。

やる気まんまんでヒューガルデングラスに注いでみたら,そこに溢れ出たのは金色に輝くビール!いや~思い込みとは恐ろしいものだ[たらーっ(汗)]


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


ベルジャンエールってのをごく簡単にくくってしまうと「ベルギーで作られているエールビール」ってことです。

エールビールっのては,日本の大手メーカーの金色ビールみたいなクリアなキレを生み出す酵母(ラガー酵母といいます)ではなく,フルーティで複雑な香味を生み出す酵母(エール酵母といいます)を使って醸造したビールのことです。


ちなみに,人間がビールを愛飲し始めて以来の歴史の大半を占めているのはエール酵母によるビールなのですよ[ぴかぴか(新しい)] ラガー酵母は低温でないと発酵しないために,活躍するにはどうしても冷蔵設備という近代の産物が必要なのです。というわけでラガー酵母によるビールが盛んに造られはじめたのはここ数世紀の話。人間とともにヘベレケの歴史を彩ってきたのはエール酵母による芳醇なビール達なのです。


というわけでアサヒが今回手がけたのは,主力のスーパードライやザ・マスターなどとは全くタイプの異なるビールと言っていいでしょう。実験精神にもほどがありますが,いや~さすがアサヒ,実に美味でございます[グッド(上向き矢印)]


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注いだらまあまずは香ってみてくださいよ。明らかにスーパードライとかとは違う香りがしますよね。ホップのシャキッ!とした草のような香りとは違う,みずみずしい梨のような。そう,そのフルーティな香りこそがエール酵母が生み出したものなのです[るんるん] 微生物達の営みを感じてください~。

呑んでみたら・・・明らかに「甘い!」ですよね。その甘味は麦芽に由来する部分もあると思いますが,おそらくは副原料に用いられている糖類に由来する甘さです。ちなみに,世界ビール紀行第1弾の「メルツェン」の味を覚えている方,あのビールの甘さは糖類ではなく麦芽に由来するものです。明らかに質が違いますよね。

キャンディシュガーのような,ストレートだけどやわらかい甘味。この甘味がもたらすボディ感,簡単に言えばどっしり感こそがベルギーのビールの真骨頂。アサヒはそこんとこうまくやってますね~。甘すぎたら日本人的には「どひゃ~!」となるし,甘くなさすぎたらベルジャンエールじゃなくなる。ギリギリの和解点を模索して,見事に着地していると思います[ぴかぴか(新しい)]


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「ベルギーのビールって,甘くてさぁ・・・」


猫背が非常によく耳にするビールに関する苦情?です。百花繚乱の多様性を誇るベルギービールを一般化することは不可能なのですが,日本人からしたら概して「甘い」さらに言えば「甘ったるい」という感覚はついてまわると思われます。んでもそういう文句言う人に限って甘口の日本酒が大好きだったり,ブランデーをたしなんでいたりするから,まあ何とも・・・ですな。麦酒天動説,恐るべし。

(麦酒天動説…「ビールは金色で苦いものだ」という日本人特有の思い込み。猫背の造語だす。)

何故ビールにわざわざ糖類を入れるのか!やめたまえ!!という日本人の怒りに僭越ながらお答えしますと・・・

猫背的主観では,糖類を入れる目的を大別すると2つあると思われます。

① 酵母のエサとして入れる
ベルギーのビールの中には,瓶詰めされた後でも瓶の中で酵母が発酵を続けて香味を整えるものがあります。そういうビールは瓶詰め時に酵母と一緒に酵母のエサとなる糖類を少量入れてやるのです。


② バランスを整える
ベルギーのビールはアルコール度数が10%を越えるものがあったり,いろんなスパイスを使っているのがあったり,その幅広さは日本のビールの比ではありません。もしアルコール10%のビールに甘味が全くなかったら・・・アルコールの辛さが強すぎてきっとまともに呑めるシロモノでなくなってしまうと思われます。スパイス使っているものも同じことです。どっしりした甘味がアルコールの辛味やスパイシーさときれいに対比されて味のバランスを保つ。んん~妙技ですな。


今回のアサヒのベルジャンエールの糖類はもちろん②が目的です。6.5%と本場ベルギーのものに比べたらやや控え目なアルコール度数なので,あまりバランス感は感じませんが,本場のものを忠実にかつ日本的に再現しようとした意欲はびしびしと感じます[グッド(上向き矢印)]


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もし少しでもベルギーのビールに興味持っていただけたら,お近くのスーパーのビールコーナーを隅から隅までよくよくご覧になってください。最近はアサヒがいくつかの銘柄の輸入を扱っているので,割によく見ますよ,ベルギービール。

比較的入手しやすいのは「Leffe Blonde(レフ・ブロンド)」,今回アサヒはおそらくこれをイメージしたんぢゃないかなあという「Duvel(デュベル)」,象のラベルが愉快な「Delirium Tremens(デリリウム・トレメンス)」などは今回のアサヒのビールに比較的香味が近いものです。おっと,デュベルとデリリウムはアルコール度数9%ありますからご注意。本場ベルギーの底力を鼻と舌と肝臓で体感してください[るんるん]

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スナフキンの子

アサヒのスーパードライは好き嫌いな方がはっきり
分かれるビールですよね。
ぼくはビールはエビスから入った人間なので
ドライは苦手です。
ただ、酵母にプラスするのはドイツ人から
クレームがきそうですね。
by スナフキンの子 (2010-12-10 19:04) 

猫背

スナフキンの子さん
niceとコメントありがとうございます~!

スーパードライは(まあどのビールでもそうなのですが)缶のまま呑むのとグラスに注いで呑むのとではずいぶん印象違いますよ!

グラスに注ぐことで缶ビール特有の強い炭酸ガスが放出されるのでずいぶんまろやかになりますよ。とは言っても限度はありますが・・・おっしゃられる通りやはりエビスにはかないませんね。。。

今後ともよろしくお願いします♪
by 猫背 (2010-12-10 20:25) 

トリック

 これ、第一弾と違って発売初日に入手出来たので、その日にさっそく飲みました。

 そもそもベルギービールは飲んだ事がないので、勝手に日本人好みの薄味に仕上げてあると想像しているのですが、どうでしょうか?

 これをきっかけに、ベルギービールも勉強するべく、ヒューガルデン ホワイトと、レフ・ブラウンを買いました。今夜にでも、とりあえずヒューガルデンでも飲もうかしら。
by トリック (2010-12-10 21:42) 

猫背

トリックさん

毎度どうも~。ご指摘のとおりだと思います。日本人好みにしてると思われます。その点は前回のメルツェンも同様ですが、今回のほうがその度合いは大きいような気がします。

が、ベルギーのエールにも(デュベルとかに比べれば)度数低いものも薄いものもあるので、まあある程度は許容されるのだと思います。

ベルギービールははまったら抜けられませんよ~♪ ようこそ、魅惑の世界に笑
by 猫背 (2010-12-10 22:53) 

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