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ロシュフォール8 【酵母の営みを香る】 [ベルギーのビール]

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今日はベルギー修道院ビールの銘品、ロシュフォール8でございます[ぴかぴか(新しい)]

池袋東武で海外ビールを買いだめしたため、ここしばらく海外ビールの記事ばかりになってます笑 もうしばらく続きますのでおつきあいくださいませm(_ _)m



いや~実にフルーティな香り。焙煎麦芽のコーヒーのような香りとあいまって、アップルパイのようなんまそうな芳香がぷんぷんしております[るんるん]

ビールの香りを評する際に「エステル香」という言葉がよく使われます。ロシュフォール8はこのエステル香を体感するにはもってこいのビールです。


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ビールの香りを作り出す成分はそれはまあたくさんあるのですが、中でも支配的な香りは

①麦芽に由来するもの
②ホップに由来するもの
③酵母の発酵過程に由来するもの

の3つです。

麦芽由来の香りは例えば、スタウトなんかの濃色ビールに感じられる焦げた香りなんかがそうですね。淡色ビールは概して、麦芽由来の香りはあまり感じられません。

ホップの香りは草のような香り、柑橘系の香り、なんかですね。ちなみに日本の大手メーカーが造るビールの香りはほとんどがこのホップ由来の香りです。プレミアムモルツが好例です。生きのいいジャキッ[exclamation]としたあの香り、あれがまさしくホップ香です。

で、最後の「エステル」ってのは、酵母が発酵の作業を進める際に生まれる副産物で、ビールにフルーティな香りをつけてくれます。

「え、フルーティな香りってホップ由来なんじゃないの[exclamation&question]」という疑問を持ったあなた、なかなかマニアですね~。ごく簡単に言ってしまうと、ホップ由来のフルーティな香りは「派手」です。グレープフルーツやオレンジの香りによく例えられますが、きらびやかな存在感のある香りです。それに比べるとエステルがもたらす香りはやわらかく、じわっと広がる甘い香りで、単純化して言ってしまえば「濃醇」です。こちらは洋ナシやイチゴの香りなんかに例えられます。



なんてことを気にしながらこれからいろんなビール、特にエールビールを呑んでいだたけたらきっといろんな発見とか楽しいことあると思いますよ[るんるん]


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閑話休題。ロシュフォール8を注いだらいきなり呑まずに、ぜひとも鼻を近づけてクンクンしてみてください。間違いなく感じられるリンゴやプラムのような甘い香り。それこそまさに酵母達の活動の証、エステル香でございます。目に見えない微生物達の鼻に感じる営みをエンジョイしながら酔っ払ってください[ぴかぴか(新しい)]

ようやく呑む。フルーティなエステル、コーヒーのような焙煎香がさらに強く感じられます。そこにアルコールの適度な辛味も混じりあい、実にグッドバランス。

胃の奥からセピア色に染まっていくような、ものすごく懐かしい甘さ。矮小化してしまえば子供の頃に初めて食べたチロルチョコレートみたいな。でも全然くどくない。この「甘いけどくどくない」っていう感覚はビール以外ではなかなか体験できない。これこそがビールのビールたる所以、さらに言えばロシュフォールのロシュフォールたる所以でしょうな。

パイプオルガンの残響音のような、澄んだ甘さが鼻腔にも口中にも実に心地よいです。

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グーデンカロルス トリペル 【猫背的ベルギービール講座】 [ベルギーのビール]

ごふさたしとります、猫背です。

いや~こんな長期間更新しなかったのは初めてですな[あせあせ(飛び散る汗)] ただ単に本業が忙しかったというだけで、ビールを呑んでなかったわけでも、まさかビールが嫌いになったわけでもござりません。何にせよさぼっててすみませんでした。罰として休肝日を自主返上します。ああ大変だ[ハートたち(複数ハート)]


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本日はベルギーのグーデンカロルスのトリペルです[ビール][ぴかぴか(新しい)]

ベルジャントリペルでこれだけ豪快にスパイス使ってるのって珍しいのでは。香りとファーストインパクトはとにかくスパイシー[グッド(上向き矢印)] ヒューガルデンホワイトのそれをもっともっと強くした感じ。後からアルコールの辛味が追いかけてきて、トリペルであることを思い知らされます。で、後味には心地よい糖類由来の甘味。どっしり感がたまらんすな。でもあくまでもスパイシー。まったりしすぎなくてチョベリグです[るんるん]

このビールは瓶底には酵母が残っていないので、ボトルコンデイションしているわけではない。つまり、糖類は酵母のエサとして入れているのではなく、甘味付けとして入れている。

と書ききってから、いろいろ解説が必要であることに気づきました。さて、どこから解説するか・・・


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「トリペル」ってのはまあビールの種類のことで、要は「トリプル」です。では「ダブル」はないのか?あります。「ダベル」と書かれてることが多いですが。

麦汁の初期比重が通常の2倍のものをダベル、3倍のものをトリペルと呼びます。初期比重が高いもののほうが酵母のエサとなる糖分がたっぷり含まれていて、アルコール度数の高いものになります。ダベルはだいたい6~7%、トリペルは8~9%くらいですかね。

では糖度が高いトリペルはダベルより甘いのか?それはそうではありません。あくまでも初期比重は発酵前、つまり酵母が糖類を食べてアルコールと二酸化炭素に分解する前の比重です。つまり、初期比重が低くても酵母に糖を食べ残させれば出来上がるビールには甘味が残り、糖を完食させれば甘味の少ない、いわゆる「キレのいい」ビールになります。

1リットルのコーラの半分を呑めば、その呑んだ分だけ尿(アルコール)と屁(炭酸ガス)になり、残りが甘味として残りますが、1リットル全部呑めば全部が尿と屁に変わり、甘味は残らない、ということです。大変んつくしい例えで失礼いたしました[ぴかぴか(新しい)]

百花繚乱の多様性を誇るベルギービールを一般化するのは大変難しいのですが、ダベルのほうがトリペルより糖を残したものが多いような気がします。が、これはあくまでも猫背的主観です。あと、ダベルのほうがトリペルより色が濃いものが多いですな。ダベルはだいたい濃褐色、トリベルは金色、ってな感じです。


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で、次。「ボトルコンディション」とは。簡単に言えば「瓶内発酵」です。ビールは普通発酵が終わったら酵母を取り除きます。日本の大手メーカーのビールはほぼ全てが発酵後に濾過され、酵母は極力取り除かれます。

が、世界のビールには瓶内で二次(または三次)発酵をすすめるために、あえて瓶詰め時に新たな酵母とそのエサとなる糖類を添加するものがたくさんあります。この手法をボトルコンデイションと呼ぶのです。ではボトルコンデイションしているかどうかをどこで判断すればいいのか。簡単です。注ぎ終わった後に瓶の底を覗いてください。オリのようなものがべったり残っていればそれがボトルコンデイションの証です。おめでとうございます[ぴかぴか(新しい)]

で、まあこれは好みの問題なのですが、このボトルコンデイション用の酵母はあまりんまいものではないので、注ぐ時にはそ~っと注いで瓶底に酵母を残すようにしたほうが良いかと思います。

あっしはオルヴァルを愛するあまり、オルヴァルの瓶底の酵母だけを取り出して呑んでみたことがあるのですが、旨味のない魚のワタ、みたいな味でした[あせあせ(飛び散る汗)]

ちなみにヴァイツェン(小麦ビール)の酵母は入れたほうがんまいとあっしは思います[グッド(上向き矢印)]

以上、猫背的ベルギービール講座でした。長々とすみません。次回は(略


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本題に戻ります。今日はグーデンカロルスのトリペルです。

「ベルギーのビールは甘ったるくて苦手だ」って人、多いですよね。かく言う猫背も昔はそうでした。でもこういうビールを呑むと、ベルギーのビールの中での「甘さ」の重要性に気づかされます[ひらめき]


もしこの甘さがなかったらきっと、ベルギービールはスパイシーすぎたり、苦すぎたり、アルコールの辛味が強すぎたり・・・いろんなアンバランスが生じるのでしょう。

ベルギービールの甘味は麦芽由来ではなく糖類由来のものが多いのも、ひょっとしたら何か理由があってのことなのかもしれませんな。この点麦芽由来の甘味を強く感じるドイツやイギリスのビールとはやはり一線を画するところでありますな[グッド(上向き矢印)]


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【ビール情報】
グーデンカロルス トリペル
原材料:麦芽、ホップ、トウモロコシ、オレンジピール、コリアンダー、糖類、酵母
Alc:9.0%

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アヘル・ブラウン 【国境線上の修道院ビール】 [ベルギーのビール]

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アヘル・ブラウン[ビール][ぴかぴか(新しい)]

いやいやいや、すごい泡です。アワワワ[あせあせ(飛び散る汗)]

うかつに上がすぼまってるグラスを使ってしまったために、グラスの半分が泡になってしまいました。バファリンの半分は優し(略

泡で真っ白になったせいで、メールノエルグラスのエロいお姉さんのエロさが半減してしまった気がする・・・[バッド(下向き矢印)]

ちなみにこんなお姉さんです。

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すいません、興奮してどアップにしてしまいました[あせあせ(飛び散る汗)] 今日はメールノエルぢゃなくてアヘルを呑んどるんです。

アヘル醸造所は世界に7つしかない「トラピスト醸造所」の一つです。1998年に醸造を開始(厳密には再開)した、トラピスト醸造所の中で一番新しいものです[ぴかぴか(新しい)]

7つのうちオランダのラ・トラップ修道院以外は全てベルギーにあります。が、このアヘルはなんとベルギーとオランダの国境線上にあるそうです。一応ベルギーに分類されているようですが[あせあせ(飛び散る汗)]


アヘルといえばやはりアヘルブロンド。ビールぢゃなくて果実酒なんぢゃないかと思うほどのフルーティさ[るんるん] 実際に果物を使って造ったビールよりもはるかに果物してます。

んでも今日はブラウン。見ての通りの濃褐色です。

梅干みたいな香り&酸味がごくほのかに。んん~焼きリンゴ~[るんるん] ブロンドもいいけどたまにゃブラウンもいいなあ[ぴかぴか(新しい)]


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オルヴァルHP・邦訳 【猫背的自己満足】 [ベルギーのビール]

有言実行。オルヴァル修道院ホームページの、ビール醸造に関する部分だけ邦訳しました[ぴかぴか(新しい)] これ以外の部分(修道院の歴史など)はまたいずれ気が向いたらやりま~す。

あっしの本業の意地とプライドに賭けて誤訳はない自信があります[パンチ] が、もし何か明らかな事実誤認や固有名詞のミスがあったらぜひお知らせくださいませm(_ _)m

ではどうぞ[グッド(上向き矢印)]


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オルヴァル醸造所

当醸造所は法律上は修道院から独立した有限会社であるが,修道院とは密接な関係がある。

●醸造所は修道院のコミュニティに属するものである。
●修道院の土地の中に建てられているために,醸造所の営業方針はコミュニティの価値観に適合させる。(特にその質と倫理的な広報に注意を払っている)
●特許権使用料から得られた収入は現在,慈善的援助と修道院の土地の維持管理に利用されている。
●当醸造所を訪れる条件は以下の通りである。
・単なる旅行者ではなく、ビールの流通に何らかの関係を持っているか,または醸造所に属していること
・週末に限る
・要予約
・入場料無料



オルヴァルの歴史の中における醸造所

オルヴァルの長い歴史を通して,おそらく醸造所は常に修道院に存在していたと思われる。様々な事実がこのことを裏付けている…昔の文書にある地形に関する記述,300年前にフランシスコ修道会の訪問者が残していった,詳細な醸造方法の記述,修道院のほど近くに「ホップ・フィールド」と呼ばれる場所があること。ブドウ栽培にはあまり向いていないこの地域では,ビール醸造を行うことは慣習となっていたのだ。ビールは何よりもまず,その栄養価の高さで重宝されていた。ビールは「液体のパン」と呼ばれていたのだ。

1529年に皇帝Quintは,戦争による損害を修復するために必要な費用をまかなうために,鋳造場を設立することを修道士に認めた。それ以来オルヴァルは常に,共同体の基本的な経済のために必要不可欠な活動以上の経済活動を重視してきた。

それから130年以上経ってオルヴァルが廃墟の状態から再興し始めた時,修道院の再建という大きな仕事にはかなりの費用が必要だった。そこで,以前の鋳造場の役割を担うものとして,醸造所が設立されたのだ。

したがって1931年には醸造所は,修道士のさらなる経済活動のために設立されていたわけではなかった。修道士達はすでにパンやチーズをつくっていたからだ。醸造所は設立当初から信徒以外の人を雇った。最初の醸造主任はPappenheimerというドイツ人で,彼はVillers-devant-Orvalに埋葬されている。

この非常に独特なビールの起源はPappenheimerと,同時期に醸造所で働いていたベルギー人のHonoré Van Zande と John Vanhueleに求められるだろう。彼らは大胆であった。彼らが考案した醸造方法は,他のどこにもないものであった。インフュージョン法(*1)やドライホッピング法(*2)といった方法は英国で用いられるものである。おそらくこれはJohn Vanhuele氏が,長年の間住んでいた英国から導入した方法である。このことが結果として,モルトよりもホップと酵母に負うところが大きい特徴的なアロマとテイストにつながるのである。醸造の秘密と同様に,今でもおなじみの独特のグラス,瓶,ラベルもまた1930年代初頭に起源を求められる。

※ 猫背注
*1 インフュージョン法… 麦芽のデンプンを糖化する際に、温度を一定に保って糖化する方法。
*2 ドライホッピング法… 煮沸時だけでなく貯蔵・熟成時にもホップを投入する方法。




オルヴァルの醸造法

パブのカウンターや家庭でビールを楽しむ時に,ビール醸造の過程がいかに複雑であるかに思いを馳せることはおそらくないだろう。

醸造士が腕をふるうよりずっと前に,大地は農家からの少々の助けを借りて,大麦とホップという収穫物を生み出す。この二つの植物が栽培される地域と,栽培中の気候が,後に醸造士がビールを造る時に用いる方法に大きな影響を与える。

このように栽培されている間に,下層土の様々な地層によってビール醸造に用いられる水が形成されていく。
収穫が終わると大麦は醸造士が示すスペックに従って,モルターによって処理される。ホップはまず最初に乾燥されて,そのまま,またはペレットや濃縮物に加工された後に包装される。というのは,ペレットや濃縮物にしたほうがホップの長期の保存に適しているからだ。ビールの醸造とは料理法,化学,生物学の複合でもあるのだが,厳格な技術も要求されるのだ。

繊細な作業の連続の中には,2つの主な段階がある。最初が「製麦」,次が「醸造」だ。また,それぞれのビールの種類を特別なものにしてくれるいくつかの構成要素もある。それは,水,麦芽,糖,ホップだ。

ビール醸造には5つの作業が必要だ。
・まず,デンプン源が必要だ。主に大麦の麦芽であるが。
・次に,麦芽の穀粒がデンプンを遊離させるために粉状に挽かれる。
・そして,この粉が単糖に変えられる。
・糖をアルコールに変えるために酵母が加えられる。
・そして,希望に応じてその液体が熟成されて,最終的に濾過される。

この一連の作業の最後に,ビールが手に入るのだ。甘いものに苦いもの,淡色のものに濃色のもの,濁っているもの、澄んでいるもの、発泡しているもの,アルコール度数の高いもの低いもの。以上が世界中の醸造士が用いる基本的な醸造法である。

麦芽はその挽きやすさ,ほのかな甘味,香り,若干のカラメル風味,そして色といった点で大麦とは異なる。オルヴァルを醸造するためには,ペールモルトと少量のカラメルモルトが用いられる。2007年8月に落成された新しい醸造所は,オルヴァル醸造所と協同しているドイツ人技師と,ベルギー大学によって創りあげられた先進技術の最先端である。

コンクリートの貯蔵庫に貯蔵されたモルトは,まず不純物を取り除くために洗浄され,それから湿式粉砕法として知られる方法で粉砕される。この作業の間,マチルダの泉から汲み上げられた水が65℃の温度で粉砕機に注がれる。この方法で,穀粒の中に含まれるデンプンが遊離される一方で,麦芽の殻が麦汁の濾過に用いられるフィルターの役割をできる最適な状態で残される。マッシュは糖化槽に移される前に,破砕機から新しく設置された二つの濾過槽に直接汲み出される。この方法は新しい醸造所を設計する際に,英国のインフュージョン法の伝統を満たすために採用された。糖化中に麦芽の粉と水の混合物は絶え間なく攪拌される。以前はこの作業をするために醸造士が熊手を用いて行っていた。現在は糖化槽にマッシュの攪拌機を動かすモーターが取り付けられている。醸造士は混合物の温度を注意深く見守っている。

インフュージョン法のおかげで,甘い麦汁が数時間で得られる。この麦汁は濾過された後に煮沸槽に移されて,そこでドイツ産とスロベニア産のホップで殺菌と風味づけが行われる。1時間後に琥珀色の麦汁が得られる。この作業の間,煮沸によって発生した水蒸気は熱交換器で濃縮され,このようにして取り戻されたエネルギーは35㎥の水槽に蓄えられる。蓄えられた99度の熱水は熱源として用いられ,こうすることで温室効果を減らしている。

麦汁はすでに殺菌されているので,煮沸槽から取り出される時には汚染されないように注意しなければならない。実際に,窒素質を豊富に含んだこの甘い液体は、バクテリアにとっては格好の温床なのだ。だが麦汁は酵母の投入に適した温度,酵母が死んでしまわない温度にまで冷却されなければならない。沸騰している麦汁は前もって消毒されたプレート式冷却機で,空気を取り込まないように急速に冷却される。こうして冷却された麦汁の中に,液体状のキャンディシュガーが発酵タンクに移される前に投入される。

冷却された麦汁は円筒/円錐形の発酵タンクに移され,純粋培養された酵母が投入される。酵母によって発酵が起こされると特定されたのは1830年のことだ。ドイツ人科学者Mayerーはこの顕微鏡でしか見えない生命体を分離して,「砂糖を食べるキノコ」という意味の「サッカロマイセス」という学名を与えた。パスツールに続き,Daneとハンセンが低温で発酵する純粋酵母の分離に成功し,その後「上面」酵母として知られる酵母が分離されたが,オルヴァルで用いられるのはこの上面酵母の菌株である。酵母が投入されると麦汁は激しく発酵し,表面は泡で覆われ,最後には酵母で覆われる。主発酵は4~5日間続く。酵母は15度~23度で活発に活動し,発酵中は泡とともに表面に浮かんでくる。

発酵が終わるとまだ濁りのある若ビールは熟成タンクに汲み上げられ,そこで熟成され,濁りがとれ,炭酸ガスを含むようになる。熟成期間は15度で2~3週間続く。この熟成タンクの中に,醸造所の研究室で注意深く保管されている酵母が加えられる。後の段階でこれらの酵母が発酵する中で,オルヴァルに特徴的な,わずかな酸味のある特別なキャラクターが与えられる。この熟成タンク内での二次発酵と,香りを高めるために加えられる新鮮なホップにより,ビールに比類なきテイストが生まれるのだ。

ホップはビール作りに用いられる調味料の顔ぶれの中では新参者なのだが,様々な利用法のある植物に由来するものだ。ホップは医療目的で利用されていたことが知られているが,産業としての規模でホップが栽培されるようになったのはビール醸造のためだ。最も評価の高いものは,バイエルン地方のハラタウ,スロベニアのシチリアンゴールディング,アルザス地方のStrisselspaltである。これらのホップがオルヴァルの風味づけに用いられている。瓶詰めされる前にオルヴァルは,浮かんでいる死んだ酵母やホップの粒子を取り除くために遠心分離機にかけられる。この工程の間に液体の砂糖と新鮮な酵母が加えられ,瓶内で再発酵のプロセスが始まる。

瓶詰め工程は高度に機械化されていて,1時間あたり26000本の瓶詰めが可能である。

3~5週間の間,オルヴァルは15度に調整された貯蔵庫に置かれ,瓶内で再発酵する。この過程は主発酵と同様のものだ。発酵で生じた炭酸ガスがビールに溶け込み,クリーミーな泡の形成に貢献する。

醸造されて数回の品質チェックをされた後2か月を経たのち,ようやくオルヴァルは醸造所を旅立つ。下記の注意事項に従うならば,オルヴァルは飲むものに喜びをもたらしてくれるだろう。
ビールはワインと同じ理由で繊細な飲み物であるので,光を避けて10度~15度の温度で保管する。注がれる時もこの温度にして,専用のグラスに注ぐ。瓶底の澱(沈殿物)は瓶に残し,分けて味わう。

味覚の感動はビールの貯蔵年数に応じて微妙に増してくる。新しいオルヴァルは新鮮なホップの香りが特徴的で,フルーティな香りと力強い苦味を持っている。半年を経過したものに比べると口当たりも軽く,泡も固くない。半年を経過したものは酵母の香りと昔ながらのホップの香りが混ざり合った華やかな香りがある。苦味は弱まり,酵母とカラメルのフレーバーを伴い,わずかな酸味を持つテイストになる。半年以上経ったものは澱を除いて注がれると,特に澄んだ色をしている。ただし,7~8度より低い温度で注いでしまうと、透明度が損なわれる。

瓶詰めした日付と賞味期限は直接ラベルに示されている。消費者はこのようにしてオルヴァルの年齢を知ることができる。そして,自分が若い状態のものが好きなのか,またはセラーの中で数ヶ月,または数年を過ごしたものが好きなのかに応じて,そのオルヴァルがすぐに飲まれるべきか,またはそうでないかを知ることができるのだ。


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【関連記事】
オルヴァル http://nekoze-beer.blog.so-net.ne.jp/2009-08-08
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Orval~オルヴァル~ 【孤高】 [ベルギーのビール]

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世にある万物の中で、こんなにいい香りのものに出会ったことがない。芝生とか花とか土とか・・・ガキの頃、土手の芝生を段ボールで滑った時のあの香りなのかなあ。ものすごく安心する、懐かしさを感じる香りがいつまでもいつまでも鼻腔の奥に優しくエコーし続けます[ぴかぴか(新しい)]

好きなものに順位をつけるのは本意ではないのですが、海外ビールの中では間違いなく一番好きなビールです。ベルギーにあるオルヴァル修道院で醸造されているビールで、世界に7つしかない「トラピストビール」の中でも際立って個性的なビールです。


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栓抜きを王冠にかけて軽くひねると、ぷしゅーと威勢良くビン内部のガスが放出される。瓶内発酵していた酵母達の呼吸の証だ。その瞬間瓶の周り、いや、部屋中がえも言われぬ良い香りで満たされる。世界中の果実を集めた果樹園の中に突然放り込まれたみたいな昇天感。

ひたすらドライな飲み口。少量だけ口に含んでも口の中で豪快に膨らんでシュワワワ~と溶けていく。その後に残るのは柑橘系の図太い苦味、ヨーグルトのような甘酸っぱさ、そして鼻に抜ける草のようなハーブのような、柔らかく浮遊感のある香り。もうこれは何とも形容できません。オルヴァルの香りと言うしかない。それくらい他の何にも変えがたいアロマです[ぴかぴか(新しい)]

オルヴァルは食前酒に良い、とか書いてる本もありますが、怪しからん。あっしは必ず最後です。この香りを胸いっぱいお腹一杯に満たして、その至福感のまま寝るのが最高の贅沢です[るんるん]


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このビールの孤高ぶりを称して「オルヴァルに似たビールは世界にはない」とよく言われます。が、猫背的には「オルヴァルに似たオルヴァルは世界にはない」とも言えると思います。

これまで数え切れないほどオルヴァルは呑んできましたが、一つとして同じ味だったものはありません。前に呑んだのに比べて苦かったり、甘かったり、色が濃かったり、酵母の香りが強かったり・・・。これは決して、醸造技術が未熟だからではありません。ビン詰め直前に新たに瓶内に酵母を入れ、ビン内部でさらに発酵&熟成をすすませる「ボトルコンディション」という大変高度な醸造法を採用しているからです[ぴかぴか(新しい)]

簡単に言えば、店の棚に並べられてご主人に出会うのを待っている間にも、ご主人の家の冷蔵庫で保管されている間にも、オルヴァルの瓶内では酵母達が活動を続けていて、少しずつ香味が変化していっているのです。

ちなみにてっぺんに書いた「芝生、花、土」という香味の印象はあっしが一番好きな産後半年~1年くらいのオルヴァルの印象です。今日呑んでるのは2008年3月4日産。つまり1歳5ヶ月。

この時期になると香りはかなり落ち着いてきてます。ホップの苦味だけでなくランビック(ブリュッセルの野生酵母を取り込んで発酵させたビール。カンティヨンなど)的な酸味も出てきて、でもたまに感じる花のようなアロマと、飲み込んだ後に鼻に抜ける酵母香が間違いなくオルヴァルであることを主張して・・・と、実に複雑[るんるん] また今日目からウロコが数枚落ちました。ごそっ。


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「何だ、味の保証がないビールなのか、怪しからん[exclamation]」とか怒らずに。そんな香味の違いもオルヴァルの楽しみの一部だとあっしは思っています。

ビールが人間が作る物である以上、常に同じものになるとは限らないのは当然のことだと思います。それに、機械化された醸造プラントで常に同じ香味のビールをつくり、安定した商品を供給できる現代の醸造技術は確かに高度ではあるのだろうけど、何だか味気ない気もしませんか[exclamation&question]

コンピュータによる完全な温度調整と工程管理で造られたビールにすっかり慣れきった現代人は、「いつ呑んでも同じ香味」なのが当然の前提になってしまっています。が、本来ビールはそういう「工業製品」ではないはずです。おばあちゃんが作る漬物と同じですよ。漬けるたびに微妙に味が違う。でもそういう部分までひっくるめて「おばあちゃんの味」なわけぢゃないですか。

文明ってやつはこうして巧妙に常識と非常識をすりかえてきたわけですな。


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というわけでオルヴァルは、賞味期限の存在しないビールなのです。だってオルヴァルにとって時間とは、劣化を促す敵ではなく、熟成をすすめる味方なのですから[ぴかぴか(新しい)] EUの法律にしたがって、一応ラベルに瓶詰めされた日と賞味期限は表記されていますが、ちゃんと保管してあるならばこの期限は無視してしまっていいようです。とは言っても表記されている賞味期限は・・・

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5年間です笑 5年も待てません、あっしは[あせあせ(飛び散る汗)]

瓶詰め後1年間でもオルヴァルは劇的な香味の変化を演じてくれます[ぴかぴか(新しい)] 日本にはだいたい瓶詰め後3ヶ月くらいのが輸入されますが、最近は2008年5月産のものがまだかなり残っているみたいです。


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ボトルの形も珍しい。瓶底に沈殿した酵母をグラスに注がないようにと考えられたデザインらしいですが、何とも女性的な曲線美です。瓶の胴ではなく首の部分にラベルが貼られているのがまた何とも艶かしい[黒ハート]とか考え始めたらオッサンですよ。

注ぐ時は是非ともこの角度以上には傾けないで~↓

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瓶を傾けすぎると瓶底の酵母のオリが入ってしまいます[あせあせ(飛び散る汗)] この酵母の味を好むマニアな人はもちろんそれでいいのですが、一般的にはあまり好まれない(旨味のない魚の内臓みたいな感じ)と思われるので、瓶は傾けすぎず、グラスは豪快に傾けて、そろりそろりと注いでください。

どばどばっと注いでしまったら大変なことになりますよ、泡が[あせあせ(飛び散る汗)] ちょろちょろと注いでも十分すぎるくらいの泡ができますから。で、完全には注ぎきらないで、瓶底にちょびっとビールが残ってるくらいで終了。注ぎきろうとしたらやっぱり酵母が入ってしまうから。


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とまあまだまだ書き足りません[exclamation] 大学のレポートくらいは書きたいことあります笑 が、きりがありませんし、あっしのようなトーシロー(「素人」の業界用語ですよ、念のため)がくどくど訴えても説得力なんかたかがしれてます。そこで猫背、ブログ開設1周年記念企画として、こんな素敵な企画を・・・それは・・・

「オルヴァル修道院HPの翻訳」

おおおお~自己満の極地~[ぴかぴか(新しい)]

近日公開予定。乞うご期待。あっ、いかないで・・・[あせあせ(飛び散る汗)]

ちなみに翻訳元のHPはこちら → http://www.orval.be/





で、こちらが翻訳です↓ ぜひご覧あれ[ぴかぴか(新しい)]
http://nekoze-beer.blog.so-net.ne.jp/2009-08-15



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我が家にあるオルヴァルグッズの面々です。

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グラス。荘厳な雰囲気がたまらんっす[ぴかぴか(新しい)] アンリ・ヴァースという修道院専門の建築家がデザインしたそうです。

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ミニグラス。かわいい。王冠入れに使ってます。

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オルヴァル熟成用に買ったワインセラー。冷蔵庫だと寒すぎて、瓶の中の酵母がやる気を失ってしまうのです[バッド(下向き矢印)]

というわけでワインセラー。14度~16度の適温でオルヴァル達を眠らせてます[眠い(睡眠)] 奥のほうにいる背の高い1本、あれは下宿中のブーングーズです。

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今ある中で一番古いのは2007年12月のもの。ただいま1年半。どんな味になっとるんだろうか~[るんるん] こいつにはもう少し眠っててもらいます。

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グラス付き2本セットの箱。ちなみにこの箱の"Orval"のロゴはオルヴァル修道院HPのものと同じです。上のグラスのロゴはグラス専用にデザインされたものらしいです。

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コースター。やや黄ばんでますが笑 オルヴァルには必ず登場するこの魚は、鱒(マス)です。何ゆえビールに鱒が[exclamation&question]

イタリアのトスカナ公爵のマチルダ未亡人が、まだ修道院がなかった頃のオルヴァル(「黄金の谷」を意味する)を訪れたときに、夫の形見の金の指輪を誤って泉に落としてしまいました。

マチルダ未亡人は祈りました。「マリア様、どうかお助けください。お助けくださったらお礼にこの地に修道院を建てます。」すると、泉の底から一匹の鱒が金の指輪をくわえて水面に上がってきました[ぴかぴか(新しい)] 感激したマチルダ夫人は約束通り修道院~オルヴァル修道院~を建てましたとさ。あくまでも伝説ですがね。

だけど、コースターに描かれているのはまさに鱒が指輪を届けに上がってきた光景だし、この泉は「マチルダの泉」という名前で現存しています。今でもオルヴァルはこのマチルダの泉の水を使って醸造しているそうです。素敵[るんるん]

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瓶が入っていた段ボール。ヤフオクで競り落としました。が、未だに使い道がありません笑 巨大オブジェとして居間のテレビの上に鎮座しています[ぴかぴか(新しい)]

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【ビール情報】
Orval(オルヴァル)
原材料:麦芽、ホップ、酵母
Alc. 6.2%

【URL】
オルヴァル修道院
http://www.orval.be/

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デリリウム クリスマス (2) [ベルギーのビール]

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デリリウム クリスマス[ビール][ぴかぴか(新しい)]

ついにゲット[exclamation] 桃象がソリ曳いてるラベル[exclamation×2]



いや~これが欲しかったんですよ~。実にかわいい[黒ハート] 池袋東武にはまだ数本ありましたよ。


スキーしてるのやスケートしてるのもいいけど、なんか少し狙いすぎてるといいますか笑

このデザインが一番シンプルでよろすぃと思います、あたくしは。



んでまあゲットしたまではいいのですが、1つ問題が・・・



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でかいorz 巨大です。750ml。

一人で飲みきるには相当の気合いと覚悟と肝臓が要りそうです。というかそもそも一人で呑むことを想定してるとは思えませんが[たらーっ(汗)]



う~ん、パーティでもするか。。。

というわけで今日もまだ呑んでません。あしからず。

ちなみにデリリウム クリスマス(1)は → http://nekoze-beer.blog.so-net.ne.jp/2008-11-29
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セゾンレガル [ベルギーのビール]

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セゾンレガル・ベルギー[ビール][ぴかぴか(新しい)]


何故かニワトリのラベルです。コケッコー。

このセゾンっていう種類のビール、もともと農家が農作業の合間に呑むために作られたビールだそうです。アルコール麦茶。

仕事の合間にビールとは何ともうらやましい・・・。今でもベルギーでは水道の蛇口をひねるとビールが出てくる(略

でもこれだけビール醸造が地域密着、家族経営ってのもヨーロッパならではなのでしょうな。

ちなみに日本にも明治維新後にはかなりの数の醸造所があったそうです。政府が税源としてビールに高い税率を課しはじめるまでは、の話ですが。

国に押しつけられた文明開化で花開いたビール醸造の文化が、これまた国策としての課税方針で根絶やしにされて、一部企業による寡占状態が長く続くことになる。どこまでも官主導の麦酒文化ですなあ。



閑話休題。で、セゾンビールで有名なのはセゾンデュポン。これはわりかし入手しやすい。

んでも今日はややマイナーなセゾンレガルなのです。レガルとはフランス語で「豪華なパーティ」の意味だそうです[ぴかぴか(新しい)]


グラスに注ぐと・・・泡がすごい。むくむくむくむくとどこから湧いて来たのか、入道雲みたいな泡がグラスを埋め尽くす。流行の3度注ぎなんでやってしまったら泡しか呑めないな、こりゃ[あせあせ(飛び散る汗)] 泡がおさまるまで放置プレイですわ。


んで、レガルはデュポンより苦味は少なく、かなりフルーティあんどスパイシー[るんるん] 原材料みればそれも納得。アニス、リコリス(甘草)なんていうハーブを使ってます。

ホップの香りよりはこのハーブの香りのほうが強いのかもしれないです。ちなみにデュポンの原材料は麦芽、ホップ、糖類だけです。

苦いビールが苦手な人にはレガルがおすすめ。日本のビールの延長上のものを求めるならばデュポン、いわゆるベルギービール的な甘さに違和感がないならばレガル、という感じっスかね。

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デリリウム・クリスマス [ベルギーのビール]

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デリリウム・クリスマス[ビール][ぴかぴか(新しい)]

じんぐるべー、じんぐるべー、でっりっりぃうむぅ~[カラオケ]

というわけで桃色の象でおなじみのベルギービール・デリリウムのクリスマス限定醸造ですう。

いや~かわいい[黒ハート] 悶絶するほどかわいい。何が。桃象が。


今年の夏にある店に瓶がかざってあるのを見て一目ぼれ。
今年のクリスマスは絶対ゲットしてやろうと、ベルギービールJapanに1ヶ月前から注文しておきました。


ラベルは数種類あるみたいです。あっしがゲットしたのは・・・

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スキー。そして・・・

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スケート。ウィンタースポーツ満喫してますな笑
温泉に入ってるラベルがあれば冬の三種の神器がそろいます。



隠れキャラも見逃せません。スケートの上には・・・

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何故か気球になった桃象。そしてスキーの上には・・・


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ソリを曳く桃象。なかなか芸が細かいですな[ぴかぴか(新しい)]


んでもあっしが一番欲しかったのは、桃象たちがサンタが乗ったソリを曳いて地球の周りを回ってるラベルなのですよ~orz う~ん、また注文しようかなあ。。。


ちなみにアルコール度数は10~11%。高いっす。クリスマスだからいつもより余計にかもしてます笑
というわけで今日はこのまま冷蔵庫に退却。呑むのはクリスマスにしよう♪

ビール好きの人へのクリスマスプレゼントに良いと思いますよ[ぴかぴか(新しい)]
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モアネット・ブラウン [ベルギーのビール]

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モアネット・ブラウン[ビール][ぴかぴか(新しい)]


ベルギーはデュポン醸造所のビールでござります。

デュポン醸造所で有名なのはやはりセゾンデュポンでしょうかね。んでもあえて今日はモアネット。

さて、ここで問題です。「デュポン」の由来は次のどれでしょう?

① 村の名前
② 苗字
③ 神のお告げ
④ 語呂がいいから







thinking time (BGM 北酒場)








正解は…②でした[ぴかぴか(新しい)]


ベルギーのトゥルプという農村にある醸造所なのです。んで、初代の名前がルイ・デュポン。だからデュポン醸造所。

家族経営の醸造所なんていう日本では考えられないものがベルギーではごくごく当たり前のようです。

このあたり、自然発生したビール文化と文明開化の名のもとで国策としてビールが押しつけられた「文化」との決定的な違いを感じますなあ。



閑話休題。で、今日はセゾンデュポンではなくモアネットなのです。

アルコール度数8.5パーセント。高いッス。それが理由で購入後1ヶ月ほど冷蔵庫のコヤシになってました笑 多少の覚悟がいりますな、8.5[あせあせ(飛び散る汗)]


んでも今日、意を決して呑んでみました・・・





やわらか~い[揺れるハート]


度数といい色といい、カテゴリー的にはヒューガルデン禁断の果実やデリリウムノクトルムとかと同じ部類になるのだと思います。

んでも、アルコール度数の高さはほとんど感じません。後からきますが笑

一言で申し上げれば、アップルパイです[ぴかぴか(新しい)] アップルパイをビールにしたらこうなるはずです。

炭酸も控え目。苦味もあっし的には控え目。ブランデーみたいな重厚感がすっきりといつまでも楽しめます。寒くなるこれからの季節に良いのう。


これは友達としゃべりながらゆ~っくりだらだら呑みたいビールですな。まああっしはたいがい一人で呑んでますがorz





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デリリウム・ノクトルム [ベルギーのビール]

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デリリウム・ノクトルム[ビール][ぴかぴか(新しい)]

はい、泡まみれです。相当注意して注いだのにこのていたらくです。以後気をつけます。2枚目が大変無残な写真ですみません。理由は触れないでください。

いや~、意表をつく色。トレメンス同様の金色かと思っていたら・・・濃い目の琥珀色。紅茶みたいなんつくしさ[ぴかぴか(新しい)] 出先で呑んだのでホテルのグラスというか歯磨き用コップなのが実に惜しいです。


花のような可憐な香りがたまらんすな。お花畑をビール片手にスキップしてるような気分になります。ラン、ランララランランラン[るんるん](←ナウシカ的に)酔っ払って寝てるとラベルの桃象に踏まれる悪夢を見そうです。


原材料にコリアンダーを使ってるし、色も濃いし、最初はヒューガルデンの「禁断の果実」みたいな味かなあと思ったのだけれど、ヒューガルデンほど甘みは強くないので非常にすっきり[グッド(上向き矢印)]

トレメンス同様にアルコールの辛味がしっかり。コリアンダーの存在感はあんまりないですな。いや~これは酒を呑んでる感じするなああ。度数は8~9% [exclamation]高いっスよ先輩。流行を追っているようにみえて実は非常に芯がある[手(グー)]



ボトルは桃象のソロステージです。トレメンスで共演していたワニと龍はおやすみです。個人的にはトレメンスのラベルのほうがにぎやかで好きですな[るんるん]





んで後日、というか今日、また別のノクトルムを買って呑んだのですが・・・

泡が全く立たない[バッド(下向き矢印)]
色が異常に濃い[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]
そして何より・・・やたら酸っぱい[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]

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これが俗に言う、「変質」ってやつですかああ[exclamation&question]

輸入ビールは輸送時の不手際なんかでビールが変質して劣化してしまうことがごくごくまれにある、と本で読んだことがあるのだけど、これがそれなのか・・・

薄めた醤油に砂糖と酢とコリアンダー入れて呑んでる感じ[もうやだ~(悲しい顔)] 罰ゲーム級です。

真相を究明するためにできることはただ1つ、またノクトルムを呑む[exclamation×2] う~ん真相はどこに。。。


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