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吉備土手下麦酒 【猫背的バレンタイン③】 [現地に突撃♪]

更新ずいぶん遅くなりました[あせあせ(飛び散る汗)] バレンタイン自ビール(自分にビールをプレゼント)企画、第3弾~[ぴかぴか(新しい)]



さて問題です。下の写真に映っているのは次のどれでしょう。

① ビールを買える酒屋
② ビールが呑める居酒屋
③ ビールを造る醸造所


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thinking time






正解は・・・



①②③全部でした~[exclamation] では第2問。①②③それぞれにあたる建物は写真の中のどれでしょう~??






thinking time







正解は・・・



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この建物に①②③全てありま~す[exclamation×2]


というわけで2月15日に訪れたのは、岡山県の「吉備土手下麦酒」です~[ぴかぴか(新しい)]

ひでじビールを満喫しまくった2月14日は延岡市で宿泊。翌朝、GGすぐる氏とともに延岡を出発→小倉で新幹線に乗り換え→広島ですぐる氏下車→猫背は岡山で下車→吉備土手下麦酒着[るんるん] ビールのために西日本を駆け巡る自分が少し誇らしいです[ぴかぴか(新しい)]


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


「街角の豆腐屋のような『地ビール屋』でありたい・・・」

吉備土手下麦酒のHPにたどりつくと一番最初に目に飛び込んでくる言葉です。このコンセプトをぜひ心に留めた上で以下の記事&写真を見ていただくとよろしいかと思います[グッド(上向き矢印)]


岡山駅から津山線で1駅、降り立った法界院駅から徒歩約10分。小川の流れる閑静な住宅街を抜けると・・・

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旭川~。ゆったりと流れる川の風景の遠くには新幹線の高架が。

この旭川の土手の文字通り真下にあります、吉備土手下麦酒醸造所。ちなみに猫背は最初土手を街側ではなく川側に降りて、草むらの中を一生懸命醸造所を探してましたorz 極度の方向オンチなのです[たらーっ(汗)]



さて、建物に寄ってみましょう。

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土手側から。


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少し進んで奥から。

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入り口どこやね~ん!っと、よく見たらありました。右端の木の格子が扉です。

この数枚の写真からおわかりでしょう。基本的には民家です[家] 入り口部分のテラス席は完全な手作りのようにみえます。


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醸造所。同じ建物の中にあります。


中に入り、2階にあがりました。

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剥き出しの材木に、質素なテーブルとイス。ちなみに壁の透明なのは最近はやりの壁面総ガラス張り、ではなく・・・

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ビニールシートです。夏にはとりはらったりすることもあるのでしょうかね。


わざわざ言うまでもありませんが、建物と内外装には全く金をかけていません。猫背が今までに行った醸造所やレストランの中でも飛びぬけて質素です。が、この質素さもこの言葉のもとでは生き生きと輝いてくるではありませんか。

「街角の豆腐屋のような『地ビール屋』でありたい・・・」

以下、HPの抜粋です。あっしの拙い説明より、数百倍伝わってきます。熱い想いが[ぴかぴか(新しい)]


【引用開始】
大量生産型大手の麦酒メーカーと同じ方式で、私共が瓶詰めの麦酒を作ると、
瓶代、王冠代、ラベル代のコストが大手の麦酒メーカーの何倍もかかり、割高になってしまいます。

そこで私共は「できたてをそのままグラス」でお出しすれば、お安く皆様にご提供できると考え、「普段呑み場」をご用意いたしました。

地元をはじめ、多くの方々に「普段呑み場」として親しんでいただければと考えております。
地元に根ざし、呑まれる麦酒を志に、末永く「普段呑み場」を親しんで頂けるよう努力して参ります。
【引用終了】


地ビールの「地」の意味をあらためて考えさせられますな[ぴかぴか(新しい)]

「地域密着」と言葉でいうのは簡単ですが、それを実践できているメーカーは地ビールに限らず、多くはないのではないでしょうか。猫背が訪れたのは冬の平日の夕方~夜ということもあって客はまばらだったのですが、暖かくなると土日の昼にはご近所さんが押し寄せて、思い思いに昼ビールを楽しんでおられるそうです[るんるん] 地ビールが地元に受け入れられ、溶け込んだ成功例の一つと言えると思います。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


で、この吉備土手下麦酒がここまで地元に溶け込めたのにはこんな理由もあるとあっしは思います。なんとこの店、料理の持ち込みがオッケーなのです[exclamation] 煙が出ないもの、などの制限はありますが、自分の家で作ったツマミを持って店に来て、ビールを注文してかんぱーい、ということができる店なのです。


飲み屋の料理ってどうしても高価なものが多いし、味が濃かったりして自分の好みではないこともあるぢゃないですか。この「持ち込みオッケー」システムならばそういう部分のハードルはクリアできますな。こういった店のスタイルからも「身近なビール屋さん」という印象をもってもらいやすくなるのでしょうね[ぴかぴか(新しい)]

あっしは常々「地ビールレストランは料理をんまくすべし[exclamation]」と思っています。ビールがんまいのはある意味当たり前。でも、「ビールがんまいよ~」という看板だけで店にやってくるのはあっしみたいなマニアだけで、麦酒天動説にいまだ絡めとられている大多数の日本人がビール目当てにくることはまずないでしょう。だからこそ、料理のグレードアップを!それに、「ビールは食事のおとも」というのが一般的な日本人の飲用スタイルですからね。ある程度はそのスタイルに迎合して、「ビールは従だ」という入り口でいいのだと思います。あくまでも入り口は、ですよ。料理がんまければ、一緒に呑むビールもんまい。そうすれば、好印象とともに覚えてもらえる。それが次につながる・・・。

んでも吉備土手下麦酒はそこらの問題を華麗に飛び越えてますな[ぴかぴか(新しい)] 「んまいものを出す」のではなく「好きなものを持ってこさせる」。まさにコペルニクス的発想の転換、って言ったら言い過ぎですかね笑 ドイツのビアレストランではよくあるそうですから、持ち込みオッケーの店。


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いただきま~す[ビール][ぴかぴか(新しい)]

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まずは定番醸造の「御崎(おんざき)」から。名前が漢字ですよ漢字、かっこいい。英語や動物名(笑)もいいけど、漢字の名前のビールもいいなあ[グッド(上向き矢印)]

御崎はペールエールですね。カスケードホップの柑橘香よりは薬草やハーブのような香りが強い。まあイングリッシュペールエール、ってことになるんでしょうね。「ドライ」という言葉を軸に形容すると「ウエット」なビール。葡萄のような甘味と酸味がしっとりといつまでも続きます。実に濃醇なエールです[ぴかぴか(新しい)]



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次は「香りの麦」。これは御崎とは対照的にカスケードホップのキャラクターが前面に出た、軽快さわやかなペールエール[るんるん] 濁ってるってことは、原料の一部に小麦を使っているのかなあ。引き締まった酸味が実に心地よい。これ、春風に吹かれて旭川の川原で呑みたいなあ。

ちなみにお値段は、御崎、香りの麦ともに330mlのジョッキでなんと350円[exclamation] 格安です。こんなんまいビールがこんな値段で「普段呑み」できるとは、岡山市民うらやましすぎるぞ。。。法界院で物件探そうかなあ。

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次はバレンタイン限定スタウト~。ちなみに名前は「真黒な下心」笑。数あるバレンタイン用ビールの中でも、ネーミング大賞受賞は間違いないでしょう笑 でも、これをバレンタインに女性からもらった男性の心中たるや、いかに。。。

ホップ感の強いスタウト。度数も6パーセントとそれほど高くないので、色ほど飲み口は重くありません。焙煎された麦芽のコーヒーのような苦味のなかに、葡萄のようなフルーティさがキラリ[ぴかぴか(新しい)] 色は真黒でもテイストは濃い紫色、ってな感じですかね。紫色の夢の中で下心にわくわくしてください笑

そして最後に

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「瀬戸の憂鬱」。これ、色が青みがかってるのわかりますかね[exclamation&question] なんとこのビール、クチナシの花を用いて着色をほどこしているという、実にシャレオツなビールなのです[るんるん] 金色のビールに青いフィルムをかけたみたいな、透過性のある青。実にんつくしい。クチナシの花は色に反映されているだけで、香味にはほとんど影響はない感じです。軽い飲み口ですいすいいけます。


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「人は見た目が9割」なんていうくだらない興味深い本がありましたが、行かなきゃわからんこともある。触れなきゃ知れないこともある。アングルや背景や光量を綿密に計算した写真なんかよりも、実際に飛び込んでみた吉備土手下麦酒はずっとずっとあたたかく輝いてました[ぴかぴか(新しい)]


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

【醸造所情報】
吉備土手下麦酒
岡山市北方4-2-18 TEL086-235-5712

【URL】
吉備土手下麦酒 HP
http://kibidote.jp/

【アクセス】
http://kibidote.jp/map/

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宮崎ひでじビール 【猫背的バレンタイン ②】 [現地に突撃♪]

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2月13日、小倉で門司港レトロビールの峯松さんと別れて、いろんな喜びをかみしめながら駅前のホテルで眠りについた猫背であった・・・

しかし[exclamation] 物語はここで終わるのではなかった!翌朝目覚めた猫背が乗った電車は東京行きののぞみではなく・・・

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特急にちりんシーガイア、宮崎空港行き[電車] 西村京太郎もびっくりの移動パターン。行き先は・・・延岡! 2009年後半に急に好きになった宮崎ひでじビールの工場見学に向かいました[グッド(上向き矢印)]

ちなみにこの旅は一人ではなく、広島ゴールデンガーデンの2番手、すぐる氏と一緒でした。バレンタインデーに男二人・・・まさか[exclamation&question] とか余計な妄想はいけません。現地で醸造士の片伯部さん&梶川さんが加わって、男4人になりましたから。男だらけのバレンタインin 延岡。フォォォ~ッ!


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延岡駅に12時に到着!一駅手前の北延岡駅が無人駅だってことは秘密だヨ!

駅まで片伯部さん(以下カベさん)が車で迎えにきてくれました♪梶川さん(以下カジさん)は工場で仕事中なので、現地で合流するとのこと。で、3人でまず向かったのは工場・・・ではなく、


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チキン南蛮の名店、直ちゃん[ぴかぴか(新しい)] チキン南蛮は宮崎が発祥らしいです。とは言うものの猫背、チキン南蛮なるものを食したことが・・・記憶がないんですよ。何となく画は想像できるのですが。


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いただきま~す[るんるん]

激美味でございます[黒ハート] 参りました。チキン南蛮といったら一般的にはタルタルソースがかかってる感じですが、店によっていろいろオリジナリティがあるみたいで、この直ちゃんのソースは和風のあっさりしたものでした。背後の待ち客から発される「早く食えよ・・・」オーラに押され、3人ひたすら食に徹して店を出る。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


そしていよいよひでじビールの工場へ車でレッツゴー[車(セダン)] ちなみに工場があるのは延岡市内の


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という山なのですが、読めますか??正解は・・・





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でした~[ぴかぴか(新しい)] ちなみにこの紙は工場にあった小道具です笑



延岡駅から車でおよそ30分。いや~すごかった。いろんな人からウワサは聞いていたんですよ。


「すんごい山の中だよ」

「イノシシ出ますよ」


はい、その通りでございます[あせあせ(飛び散る汗)] 想像以上に山の中でした。20分ほど走った頃にカベさん曰く


「カーナビだけを頼りにしてきた人はだいたいこのあたりであきらめて引き返すんだよ~。」


納得です。カーナビ上ではたぶん森林と認識されているであろう道をひたすら進むのですから。


そして到着、ひでじビール醸造所[ぴかぴか(新しい)]

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中国の山ではありません、日本です。晴れた日は山に陽があたってグランドキャニオンみたいに見えて、雨の日は山がモノトーンの色彩を帯びて水墨画みたいに見える、とカベさんは形容していましたが、それも納得の大自然。澄んだ空気[ぴかぴか(新しい)] 人間が作った無機的な音は皆無。聞こえるのは山の音だけ。不便なこともあるだろうけど、ビールを造る環境としては最高なのではないかと思いました。


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早速スタート、カベさん&カジさん直々の解説による工場見学~(試飲つき[るんるん]

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太陽のラガー[ビール] 昼呑みには最高のビールですん。

おっと、目的は昼呑みではなかった、見学だった。

まずは仕込みの部屋から。ここは主にカベさんの担当です。カジさんは酵母の管理と発酵が担当です[るんるん]


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麦芽の山。一袋が25キロあります。これを1回の仕込みでだいたい8袋使うそうです。肉体労働だ~[あせあせ(飛び散る汗)]


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麦芽を粉砕する機械。麦芽は完全に粉々にするのではなく、粗挽きにされます。麦汁を濾過するさいに、麦芽の殻をフィルターとするためです。と、ここまでは本で読んで知っていたことなのですが、ここにまつわる苦労話が聞けました。それは後ほど。


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糖化釜。ガラス越しですが。奥に映りこんでるのはカベさんです笑 だいたい1キロリットル入るそうです。

麦芽にお湯を加えて加温することで麦芽の中のデンプンが糖に変わるわけですが、ここでの加温の方法や温度管理がそのままビールの味に直結します。だから細心の注意を払って加温タイミングなどのプログラムを組み、それを厳密に実行する、というのは本で読んだことあるのですが。カベさんに聞いてみました。


猫背「やっぱりプログラムってものすごい細かく組むんですか?この温度で何分経ったら何度まで上げて・・・みたいな。」

カベ「いや、そんなに厳密には決めない。だいたい感覚でわかるよ。」


かっこよすぎます[ハートたち(複数ハート)] それでも出来上がるビールは毎回ほとんどブレはないし、実際にあっし自身もそう感じます。う~ん職人ワザ[ぴかぴか(新しい)]


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カスケードホップ。すぐる氏と香りを嗅いで、二人して「カスケードしてるね~」と言いました。それぐらいカスケードしてます[グッド(上向き矢印)]


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加温されて甘い糖の汁に変わった麦汁は、不純物を除くために濾過されるわけですが、上の写真がその濾過槽です。ここで上述の「麦芽の殻」がフィルターとして活躍するわけですが、麦芽の種類によってカラが目詰まりを起こしやすいものがあるらしいのです。

中でも醸造士泣かせなのは小麦で、大変詰まりすいそうです[あせあせ(飛び散る汗)] というわけで、小麦をたっぷり使った新ラインナップ、「ホワイトヴァイス」は別名「一泊二日ビール」。1日では濾過が終わらず、次の日までかかってようやく濾過が終了するそうです笑 大変だ~[あせあせ(飛び散る汗)] こんな苦労を知ってしまったら邪険に扱えませんね。今日からさん付けで呼ぼう。ホワイトヴァイスさん。


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空気を送る赤いホースがはずれて大暴れして、発酵室にいるカジさんを襲うことがあるそうです。外まで響く悲鳴と空気の噴射音。そこでこのホースについた愛称が「テポドン」[ぴかぴか(新しい)]



テポドン「プシューーーーー!」

カジ「うぎゃあああああ[exclamation]

カベ「お~テポドン日本海越えたぞ~[るんるん]



ビール造りも命懸けなんですな笑


ちなみに、貯蔵熟成中のビールもいくつか試飲させてもらいました。中でもおもしろかったのが

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マンゴービール[ぴかぴか(新しい)] といってもマンゴーを使っているわけではありません。マンゴーについている酵母を使って醸造したビール、ということです。さくらの酵母を使ったビールはたまに見ますが、マンゴーは聞いたことがありません!さすが目の付け所が宮崎ですね~[グッド(上向き矢印)]


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そして、ここからはいよいよ発酵の過程に。猫背的には一番興味があったのがこの発酵過程です。なぜなら、ひでじビールは日本の地ビールでほぼ唯一、酵母の自家培養を行っている醸造所だからです[ぴかぴか(新しい)]

普通、酵母は専門の業者から購入して発酵に用います。使い終わった酵母は回収し、再び活性を高めて数回繰り返し利用します。しかしひでじビールは2006年に大改革を行い、●×△円もの大金をかけて酵母を自家培養するシステムを導入。そこから香味の著しい改良が始まり、現在の快進撃に至るわけです。

ちなみに酵母の保存はこんな形でやってます↓

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マイクロバンク。青いビーズみたいなものの中に酵母がたくわえられています。というかピンボケですみません。ドラえも~ん[もうやだ~(悲しい顔)]

このような形で保存された酵母はななななんと、25年分のストックがあるそうです[exclamation] あっしの還暦祝いにも間に合います[ぴかぴか(新しい)] 今から注文しとこうかなあ。


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まあ自家培養と言葉で言ってしまえば簡単ですが、聞いてみてわかりました。どれだけ大変な仕事かが・・・。

ビールを造る際にはまず、造るビールに合った酵母をストックの中から選び・・・

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培地に置いて増殖させます。右の試験管の真ん中あたりの白いポツポツが酵母です。ナマで見たのは初めてです。なかなかかわいいですね~[グッド(上向き矢印)] ちなみにもやしもんでは・・・

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こんな顔してます。サッカロマイセス・セレビシエ(「糖を食べるキノコ」の意味)という名前です。


で、これを増殖させるわけですが、タンク一本を発酵させるのに必要な酵母はなんと100リットル[exclamation×2] そんなに必要だとは知らなかった~!!発酵開始の予定日の何日も前から酵母の増殖を始め、10mlから100ml、100mlから1000ml、といったぐあいに少しずつ大きい容器に何回も移し替えて最終的に100リットルにするそうです。手間かかってますね~。


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あっしは仕込みこそがビール醸造のメインだと思っていたのですが、二人は口をそろえてこう言います。


「ビールはまず何より酵母に造ってもらうもの。モルト、ホップはその後の話。」

「発酵が良くないとどんなにいいモルトやホップを使ってもだめ。」


なるほど~[ぴかぴか(新しい)]

ビールは酵母が麦汁中の糖を食べて、アルコールと二酸化炭素に分解することで醸造されます。汚く例えればアルコールは酵母のオシッコで、二酸化炭素は酵母のオナラです。そういう意味では酵母はブルワー(醸造士)さんにとっては道具というよりは相棒なんでしょうね。さらにこんなふうにも。


「俺達はブルワーっていうよりは、ビール酵母の召使いだからね。」

ななななるほど~[グッド(上向き矢印)] カジさんが酵母が健康に暮らすことのできる家作り担当で、カベさんが酵母にたっぷり栄養(麦汁)をとってもらうための食事係。

酵母も人間と同じでやはり健康(つまり、活性が高い)ほうが食欲旺盛で、発酵もスムーズにすすみます。だから酵母の管理には相当注意を払っているそうです。例えば、麦汁が通るパイプやタンクに雑菌が繁殖したりすることは厳禁。特に日本は湿度が高いので雑菌繁殖のリスクが高いそうです。

だから発酵タンクを使った翌日は必ず、1日かけて全てのタンクを分解し、洗浄しているそうです。ちなみに1本のタンクを洗浄するのに必要な時間は4時間[exclamation] 気が遠くなるような作業を日々繰り返しているのですね。

タンクだけでなく、細かな器具も全て洗浄、殺菌。

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酵母の増殖に用いる容器をただいま洗浄中。そして、こんなマシンもありました↓

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高圧蒸気減菌機。殺菌のためのマシンです。洗濯槽みたいな部分に殺菌したい道具を入れてフタをして、内部に圧力をかけて126℃の高温蒸気で殺菌をします。「そんなに高温じゃなければいかんのか?」と聞いたところ


カジ「126℃まで上げないと細菌の胞子が死なないんですよ。」


どこまでも徹底してます[ぴかぴか(新しい)] 参りました。

とまあこんな理想的な環境のもと働かされるビール酵母が、んまいビールを醸さないわけありませんて。毎夜毎晩三つ星レストランで食事するようなもんです[ぴかぴか(新しい)] そりゃ食いつきも違うでしょう。以前業者から買っていた酵母は麦汁の入ったタンクに投入されてから発酵が始まるまでに2日かかっていたそうですが、今はタンクに投入するとすぐに発酵を始めるそうです。ほんとに生きものなんですね~[るんるん]


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というわけでみっちり4時間、工場にはりついてひたすら呑み、いや、話を聞きました。やはり印象強かったのは「酵母へのこだわり」ですね~。上述したような酵母管理は、大手メーカーならばもちろん行われていることですが、全て機械化された工程で行われ、そこに文字通りの意味での「人の手」が関わることはまずありません。ある意味、それが当たり前です。

でも、ひでじビールで行われていたのはまさに「人の手」による管理。管理なんていう無機的な言葉はそぐわない。世話、養育、保護、看病・・・「愛」が透けて見えそうなほどのその徹底した慈しみかたから、やっぱりビールは手づくりなんだなあ、と再確認しました。

文明によって「当たり前」に変換された作業を、文明に逆行する手作業で行ったところにあったのは、至高のビールでした。


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工場見学はここで終わりますが、猫背的ひでじ祭りはまだ終わらない[exclamation] この後は延岡市内のひでじ直営レストラン「麦酒蔵 【Hideji】 和厨房」でカベ、カジ、すぐる、猫背の4人で大宴会~[るんるん] 猫背的には工場見学と同じくらい、いや、それ以上に楽しみだったのですよ、この宴会が。


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ここでもまず一杯目は太陽のラガー。あ゛~やっぱこのビール大好きだ~[黒ハート]

カジさんは工場で仕事が残っていたので、それを終えてからの参加でした。カジさん来るの待ってる間は真面目にビールの話とかしてたんですが、4人揃った瞬間スイッチオン[exclamation] それからはひたすら下ネタオンパレード[ぴかぴか(新しい)] いや~30代の男が4人集まってそれ以外に何を話すんですか!ビール酵母達もこんなにエロスな召使いを2人もかかえられて、きっと幸せなことでしょう[グッド(上向き矢印)]



実に楽しい呑み会でした[るんるん] あっしとすぐる氏が用意したバレンタインプレゼントを渡したり、ダーツバー行ったり。ちなみに猫背はダーツバー人生初体験でした。ってなんか、ミクシイの日記みたいになってきたので閑話休題。

つくる人を知った上で、その人のつくるものを楽しめるって、ほんと幸せなことです。最近多いじゃないですか、野菜のラベルにその野菜をつくった農家の方の写真が載ってる、みたいなの。でも写真じゃないんですから。つくる人と生身で触れ合い、語り合い、笑いあい、その人のつくったものをその人の目の前で楽しむ。究極の贅沢ですよ[ぴかぴか(新しい)]



ちなみにこちら、同行したすぐる氏のブログです↓ 酵母のことなど詳しく、わかりやすく説明してくれてますよ[るんるん]

http://golden-garden.jugem.jp/?eid=379



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たらふく呑んで延岡のホテルに帰ったのは午前2時。よ~し翌朝は昼まで寝るぞ~!とはいかないのですよ、これが。その詳細は・・・フヘヘヘ。


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【URL】
ひでじビールHP
http://www.hideji-beer.jp/

【関連記事】
太陽のラガー
http://nekoze-beer.blog.so-net.ne.jp/2009-10-17

きつね
http://nekoze-beer.blog.so-net.ne.jp/2010-01-15

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門司港レトロビール 【猫背的バレンタイン①】 [現地に突撃♪]

バレンタイン自ビール企画第1弾[exclamation]

2月13日、チョコレートの香りと新しい恋の予感でとろっとろに溶けた街を尻目に、猫背は西へ。新幹線で東京から5時間。降り立った小倉駅からさらに在来線で10分。たどりついたのは・・・


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門司港[船][ぴかぴか(新しい)]

いや~シャレオツにもほどがあります[ぴかぴか(新しい)] 海ですよ、海!海無し県人的にはこれだけでもう\(^0^)/ですよ。実に美しいレトロな建物たち。町全体が一つの芸術作品みたいなある種の調和を保って、駅に降り立った人達を迎えてくれます。

おっと、先にお断りしておきます。今回、写真はことごとく失敗しております\(^0^)/ こんなに外が暗いと思わなかった・・・orz というわけで、客観的な写実ではなく、抽象画だと思って見てやってください。皆さんの想像力に期待します[ぴかぴか(新しい)]


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で、あっしの目的は海でもなく街でもなく・・・


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門司港レトロビール[るんるん] 門司港を眼下に見下ろす建物でビール醸造を行っていて、醸造所併設のレストランで出来たてのビールが呑める、という絶好のロケーションにあります。

いや~、海を見ながらビールが呑める、ってすばらしい。利根川は海だと信じて生きてきた埼玉県民には刺激的すぎます。


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いただきま~す[グッド(上向き矢印)]


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まずはピルスナー。スパイシーなホップ香と刺激。シュワシュワ感がたまらんっす[るんるん] 後で聞いたのですが、ビタリング(苦味づけ)ホップにはノーザンブルワー、フィニッシュ(香りづけ)ホップにはザーツを使っているそうです。若々しい草のような、しゃきっとしたピルスナー。醸造開始当初はもっとホップの強いビールだったそうです。大きめのグラスで呑んだら少し丸い印象になります。猫背的には小さめのグラスで呑むほうが好みでした[るんるん]


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次はペールエール。これもホップのキャラがくっきりしてますね~。柑橘系の香りと存在感のある苦味。といっても苦すぎるわけではなく、気持ちよく尾を引く苦味です[ぴかぴか(新しい)] ちなみにこれはビタリングがノーザンブルワー、フィニッシュがカスケード、だそうです。


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関門海峡といえばフグ。というわけでフグの天ぷら~。フグ大好きな猫背的には失神するほど美味[ハートたち(複数ハート)] あ~ヘブン。


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で、この日はレギュラーのヴァイツェンがお休みだったので、限定醸造のヴァイツェンボックをいただきました~[るんるん]

「ヴァイツェンと何が違うのか?」と?簡単に言えば、「ボック」と書いてあれば「強い」と読み替えてください。つまり、強いヴァイツェン。(類例① デュンケルボック=強いデュンケル ②僕ドラえもん=強いドラえもん) 何が強いのかと?「アルコール度数」と「濃さ」だと思っていただければほぼ間違いありません。

門司港ヴァイツェンボック、んまい[exclamation×2] やや強い酸味のおかげでヴァイツェン特有のとろっとした感じは控え目。アルコールの高さを感じながら、すっきりと呑めます。




どのビール呑んでも共通して「呑みやすい[exclamation]」 強烈な個性よりはバランスや食事との相性を優先して造られている印象を受けました。これも後で納得がいったのですが。


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ん、さっきから「後で聞いた」だとか「後で納得」だとか、やたら「後」を連発してるのは何故かと。実はレストランでビールを満喫した後、醸造士の峯松さん&福永さんに工場案内に連れて行っていただいたのです[わーい(嬉しい顔)]

あっしがレストランで呑んでる時に、仕込みの忙しい合間を縫ってわざわざあっしのテーブルに来ていただき、お話しをさせてもらったのです。いや~僥倖僥倖[ぴかぴか(新しい)] 家族連れやカップルでにぎわうオシャレなレストランで、作業着の男と若作りしたおっさんが名刺交換してる画はさぞかし妙だっただろうなあとは思いますが。

で、そのまま工場見学に直行。こんなに酔っ払って工場に入ってしまっていいのか心配でしたが[あせあせ(飛び散る汗)] 転んでタンクに突っ込んで糖化されてたら、来月の今ぐらいに新しい限定ビールができていたはずです。


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糖化釜。麦芽を湯に浸して加温することで、デンプンを糖に変えるわけです。(酵母はデンプンを食べられないのです。)これで940リットルくらい入るそうですが、煮沸後には800リットルくらいにまで減っているそうです。かなりの水分が蒸発するんですね~[ダッシュ(走り出すさま)]


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スイッチ類。各スイッチの担当も聞いたのですが、忘れました、すみませんm(_ _)m


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熱交換器。水色のボックスです。煮沸された麦汁はここを通って一気に冷却されるのですが、小さい[exclamation] だいたい太ももぐらいまでの高さしかありませんでした。こんなに小さいのにすごい冷却力!うちのボロベット(ボロボロのコルベット)のラジエーターもこれにしようかなあ。


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発酵タンク。冷却された麦汁はここに移され、酵母が添加されて発酵が始まります。


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発酵中に発生した余分な二酸化炭素を抜くバルブ。ブクブクしてるのが酵母の呼吸の証ですよ。んん~生命って素敵[グッド(上向き矢印)]


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というわけでひとしきり見学させてもらって、帰途に着こうかと思ったとき、峯松さんが・・・


「あの、呑みにいきません?」


今までしこたま呑んでいた人間にさらに「呑め」と[exclamation&question] 言うなれば、一日15時間勉強してる受験生にもっと頑張れ!と言うようなもんですよ[exclamation] 「頑張れるかボケ!」と言われるに決まってるでしょ。まったく・・・










喜んで同行させていただきました[ぴかぴか(新しい)][ぴかぴか(新しい)][ぴかぴか(新しい)] ブルワーさんからの直々のお誘い、断るなんて死刑に値します。まだまだいろいろ聞きたいこともあったので、ここからは峯松さんと二人で小倉の町に[グッド(上向き矢印)]


向かったのは門司港ビールが経営している焼き鳥屋、「羽鳥屋 笑吾」に。ここも門司港ビールの樽生がそろっております。というわけでさっき呑めなかったヴァイツェンを。

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ここでもいろいろな話をうかがえました。今のビールのコンセプト、これから作りたいビール、結婚生活(峯松さん=既婚 猫背=未婚)・・・あっしと年齢が近いこともあって、ざっくばらんに話ができました[るんるん] 広島のビアフェスの打ち上げで1回あったことがあるだけでほぼ初対面に近いのに、ここまで打ち解けられるって・・・「ビールの力ですかね」とは別れ際の峯松さんの言葉です。その通りだと思います[ぴかぴか(新しい)]


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すごく印象に残っているのは、「うちは個性的なビールは造れないんです。」とはっきりと言い切ったことです。これはもちろん技術力だとか原材料費だとかの問題ではなく、門司港ビールの目指すものがそこではない、ということです。

門司港の街並みがあって、静かな海があって、レストランのんまいピザがあって、観光客の笑顔があって、夜には対岸の下関の夜景がキラキラと輝いて・・・そういう門司港の風景にいかにビールを溶け込ませるか、ということなのでしょう。街といかに調和するか。それを考えたら個性的な変わり種ばかり造るわけにはいかない。食事や観光の邪魔をしない脇役の範囲内で、できることの極限を模索しているような印象を受けました[るんるん]

そういう意味では門司港ビールは地ビールのあり方の一つを具現化しているのかなあ、と思いました。「地のものを使ったビール」でもなく「大手ではないビール」でもなく、「地域に溶け込んだビール」としての地ビール。その地域で呑んでもらって一番美味に感じてもらえるビール[ぴかぴか(新しい)]


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というわけで猫背的門司港紀行はここで終わるわけですが、バレンタイン自ビール企画はまだまだ続く・・・。その全貌は・・・ムヒヒ。


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【醸造所情報】
ビアレストラン 門司港地ビール工房
 〒801-0853 福岡県北九州市門司区東港町6-9
 TEL093-321-6885/FAX093-321-6939

【アクセス】
JR門司港駅下車 徒歩5分

【URL】
門司港地ビール工房 HP
http://mojibeer.ntf.ne.jp/mojiko/

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キリンビアパーク広島 【業界大手のマイクロブルワリー】 [現地に突撃♪]

「まもなく広島です」

のアナウンスの頃に右側車窓(あ、下り列車ね)に見えるこの巨大な看板。

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今日はこのふもとに行ってまいりました[ぴかぴか(新しい)]


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山陽本線で広島から一駅、天神川駅を出て左方向に。

するとまもなく見えるのがこの電柱。

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じゃあの。



この電柱をスルーして右方向に。新幹線の高架をくぐるとすぐにあります、巨大なイオン。その一角にあるのがキリンプラザ・キッチン1938です[ぴかぴか(新しい)]

今ではイオンが占拠しているこの広大な土地、昔はキリン広島工場だったのです。1997年に工場が閉鎖され、その後敷地の大半をイオンにゆずった後もその一角で醸造所はこじんまりと操業を続けていて、そのビールが醸造所の直近にあるレストラン、キッチン1938で呑めるのです[グッド(上向き矢印)]


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こじんまりとは言っても醸造量は年間2000キロリットル。ちなみにこんな感じです。

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地ビールのブルワリーを見慣れているあっしにはとてつもなく巨大に見えます笑

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でかい[あせあせ(飛び散る汗)] 中に落ちたら自力で脱出できないだろうなあ。猫背のビール漬け。絶賛発売中[手(チョキ)]

貯蔵タンクには歴代キリンのビールのラベルがずらり。

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別アングルから。

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んんん~んつくしい[ぴかぴか(新しい)] ちなみに、何故キリンは商標に麒麟を選んだのか??

明治初期にキリンが創業した時、西洋のビールが狼や猫などの動物を商標にしているものが多かったため、それにならって東洋の霊獣、麒麟を商標にしたらしいです。へぇ[耳]

んで、このブルワリーの真横にあるのがキッチン1938なのです。が、ビール呑みたさのあまりレストランの写真撮り忘れました[ぴかぴか(新しい)] ので、建物はご想像にお任せします。


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いただきま~す[るんるん]

まずは復刻ラガー明治。

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ガツンと来る苦味。抜群のキレ。んまい[exclamation×2] あ~これすごい好き。今のラガーほど酸っぱくない。明治の人はこんなんまいもん呑んどったのか、ギサウラヤマシス[ハートたち(複数ハート)] 鹿鳴館でネクタイ頭に巻いて王様ゲームとかやっとったんだろうか。「三番、松吉殿と八番、ウメ殿が接吻でござる」みたいな。

結論、んまい。文明開化の音がする。ルネッサーンス[バー]

ちなみにこの復刻ラガー明治は、広島キリンでしか造っていないビールです。んでも、毎年冬に限定で出る「明治のラガー」とも別なのかなあ。

このビール何と麦芽100%[ぴかぴか(新しい)] 昔のビールは米やとうもろこしといった副原料をたくさん使っているものだと勝手に思い込んでいたのですが、すいません、参りました[あせあせ(飛び散る汗)] そういえば缶の「明治のラガー」も麦芽100%だったなあ。

副原料といえば、アサヒが今限定で出してるアサヒコールド(昭和32年発売のビールの復刻版)、あれはかなり米使っていると思われます。麦酒というか麦米酒。インパクトは薄いけどすっきり感はたっぷり[グッド(上向き矢印)]




次は一番搾り~。

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麦芽の香りがはっきり鼻にとどきます。復刻ラガー明治に比べると全体がまるい感じ。まあ飛びぬけた個性がないといえばそれまでですが笑

そしてブラウマイスター[るんるん]

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ホップのキャラクターが強いのだけど、それが一人歩きしていない感じ。ではその一人歩きを止めているのはモルト感かというと、そんな単純な話でもないような・・・う~ん複雑[ぴかぴか(新しい)] これを缶で再現するのは難しい、いや、難しかったんだろうなあ・・・[たらーっ(汗)] (缶は既に終売しとりますorz)


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そして最後は結局ハートランド[ぴかぴか(新しい)] 水戸黄門級の予定調和です。

が、残念ながら・・・古いorz 7月下旬産です。猫背的にはハートランド瓶は産後1ヶ月以内が理想なのですが、保存の良いものならば時間が経ってもそこそこんまいものもあります。ですがこれは・・・う~んorz ビールが酸化したらついてしまう紙のようなニオイがかなりついてしまっています[あせあせ(飛び散る汗)] 残念。


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ハートランドはやはりこれからも「知られざる名品」として売られていくことになるのでしょう。でも、あまり知られていない→呑む人が少ない→回転が悪い→劣化する→orz

う~んかわいそうに。これではいくらんまくてもその真価が正しく伝わらないよう[もうやだ~(悲しい顔)]

ちなみにハートランド瓶の保存は「高温を避ける」よりも「日光、蛍光灯を避ける」が最重要ポイント。グリーンボトルは紫外線に弱いのです[晴れ][ビール][あせあせ(飛び散る汗)]


というわけで翌日、リベンジのために別の店に行ってハートランド呑んできました[るんるん] 飽くなき追求心。これぞヘベレケスピリット[ぴかぴか(新しい)]


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久しぶりに麦酒天動説の世界で遊んできました~。金色の苦いビールもやっぱりんまいなあ[るんるん]


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【アクセス】
JR山陽本線天神川駅より徒歩3分

【URL】
http://www.kirin.co.jp/about/brewery/factory/hiroshima/index.html

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飛騨高山麦酒祭@濱匠 広小路通店 【参加者1名】 [現地に突撃♪]

2009年9月21日、それは横浜ビアフェスの最終日。世の麦酒党員達が横浜に集結して歓喜の宴に酔いしれ、短すぎた3日間の桃源郷を惜しんでいるその時。猫背は・・・









名古屋にいました[ぴかぴか(新しい)] すいません、どこまでも天邪鬼です笑

何ゆえ名古屋に?よくぞ聞いてくれました。この日催された、いや、勝手に催した「飛騨高山麦酒祭@濱匠 広小路通店」に参加するためですよ[グッド(上向き矢印)] ひゃっほ~い[るんるん]

「横浜のフェスに飛騨高山麦酒も出展してたよ」とか「ブルワーさんも来てたよ」とか、そういう横槍はいら~ん!でっかいグラスで呑みたかったんです。


でも、ブルワーさんはお会いしたかったなあorz



ちなみに祭りの定員は一名。開催決定と同時に定員に達しました。ちーんorz


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あ、濱匠ってのは名古屋地域に何店舗かある居酒屋で、串焼きや越後名物の「へぎそば(海藻を練りこんだそば)」が激美味。それだけでなくなななんと、飛騨高山麦酒の樽生をレギュラーで扱っているという実にあっぱれな店です[るんるん]


中でも広小路通店は飛騨麦酒のピルセナー、ヴァイツェン、ダークエールの3種類が呑めるんですよ[ぴかぴか(新しい)] ちなみに3種類が常時呑めるのは日本でここだけらしいです。

交通も至便。地下鉄栄駅から徒歩3分。名古屋駅からタクシーでも1300円くらい。栄のホテル・プリシードの目の前なので場所もわかりやすいです。


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店に着いたのは開店間もない5時半。こんな早い時間じゃ貸切状態だろうなあ、と思ってたら、来るわ来るわの大盛況[グッド(上向き矢印)] 6時すぎには20人近く入ってました。といっても他のお客さんの中に飛騨麦酒を注文する人がいるかというと、そういうわけではない笑 みんなやはりキリンのビールを呑んどりました。

いつもならここでorzして麦酒天動説がどうだこうだとクダを巻き始める猫背ですが、今日は語りません[exclamation] ビバキリン[exclamation×2] なぜならば、この店のキリンは・・・

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ハートランド生~\(T_T)/[るんるん] ちなみにビールはハートランドか飛騨しかありません笑 ゴージャスにもほどがあります。「もし地球上に藤原紀香か松嶋奈々子しかいなかったらどっち選ぶ?」みたいなもんです。どっちも選びまああああ~す[黒ハート]


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いぃぃっっっただぁきまぁぁ~す[るんるん]

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まずは念願の飛騨ピルセナー。これだけは生で呑んだことなかったんですよ[もうやだ~(悲しい顔)]

いや~実にきらびやかなビール[ぴかぴか(新しい)] ホップの華やかさが鼻にも舌にもこれでもか、というくらいに咲き誇ります。といっても呑みつかれるようなど派手な香味ではなく、なんつうか、落ち着きのあるきらめき。洋装の派手さよりは和服のきらびやかさに近いとでも言うべきか。んまいです[手(チョキ)]

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ピルセナー with 豚わさ。んまいいい[グッド(上向き矢印)]


そして次はヴァイツ・・・いや、待てよ[ひらめき] 飛騨ピルスナーの印象を残した状態でハートランドを呑んだらどう感じるんだろう・・・というわけで2杯目はハートランド[るんるん]

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甘い~やわらか~いんまい~[exclamation×2] 透明感のあるモルトの風味がいつまでもどこまでも。大草原の中で風に吹かれて深呼吸してる感じ。ハートランドはいつ呑んでもんまいなあ。

飛騨ピルセナーのホップ感とハートランドのモルト感の、実に高度な鬩ぎ合い。古くは項羽と劉邦、新しくは長島と王。または朝青龍と内館牧(略

次はヴァイツェン~[るんるん]

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すっきり感のケタが違います[exclamation] 「雑味なし」のお手本的なヴァイツェン。やわらかいバナナ香とフルーツジュースみたいな甘味が実にんまい。「きれい系ヴァイツェン」の中でもちょっと別格かなあ、というレベル[ぴかぴか(新しい)]

ヴァイツェンが基本的に大嫌いなあっしの友人に、先日飛騨ヴァイツェン生を無理やり飲ませた(←鬼)のですが、「これはんまい!」とあっさり一杯呑み干してしまいました。

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そして銘品、ダークエール。

相変わらず焼きりんごですね~。激しくんまいです[もうやだ~(悲しい顔)] これ、意外と焼き物に合いますよ。塩よりはタレのほうが合うかな。

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とかいいながら塩にしてしまいました笑


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飛騨高山麦酒ってあっし的には「深紫色の中で輝く星」です。

どれ呑んでも最初一瞬「闇」を感じる。あれあれ、意外とおとなしいなと思ったら突然華が咲いたようにホップのスパイシーやモルトの芳醇さ、エステルの果実香が燦然と輝きだす[ぴかぴか(新しい)]

万華鏡を少し回したら一気に光景が変わる、あんな感じてすよ。素敵すぎます[るんるん]


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【URL】
濱匠 広小路通店
http://r.gnavi.co.jp/n128803/

【関連記事】
ピルセナー(瓶)
http://nekoze-beer.blog.so-net.ne.jp/2009-05-09

ダークエール(瓶)
http://nekoze-beer.blog.so-net.ne.jp/2009-07-04



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長浜浪漫ビール 【ホップ・アート】 [現地に突撃♪]

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長浜浪漫ビール[ビール][ぴかぴか(新しい)]

2回目の訪問ですん。あっしの職場(出張先)がこの近所にあるのです。交通費ゼロの地ビール探訪。職権をフルに濫用しております[グッド(上向き矢印)]

前回は夜中に行ってしまったがために、その魅力を感じきれなかったという反省を踏まえて、今回はがっつり明るいうちに行ってまいりました。ビバ昼酒宣言。

だって夜中だと街灯が少なくて、町全体がお化け屋s(略


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昼の長浜は実に居心地がいいです[るんるん] 風情ある街並み、のんびりとした人の往来、そして穏やかな琵琶湖。

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お、長浜駅の写真もあった。遠くに見える緑色の屋根は旧長浜駅舎です。

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こんなのほほんタウン長浜に、これまたのどかかつシャレオツな浪漫ビールレストラン。

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この建物の前で観光客が大勢写真撮ってました。写真撮るだけでしたが・・・中に入れよorz


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いただきま~す[黒ハート]

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まず1杯目は限定醸造・ゴールデンエール[ビール]

ん・・・ま・・・い・・・[ぴかぴか(新しい)] 爽快極まりない柑橘系の香味。きりっと引き締まるような酸味も実に心地よいっす[グッド(上向き矢印)]

このビールこそが、長浜浪漫ビールの名刺なのでは。浪漫ビールの魅力がこの1杯に全部詰まってる感じ[ぴかぴか(新しい)] 衒いなく夏を高らかに歌い上げるTUBEみたいなビール。ああなたぁのぉむぅねぇのなぁかぁでぇ(古い

小麦麦芽も使っているようなのですが、実にいい仕事してますな。小麦麦芽のスパイシーさだけをうまいこと引き出して、日本人があまり得意ではない小麦由来の甘味や粉っぽさを感じさせない。絶妙ですね~。

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淡い濁りが光に照らされて実にんつくしい[ぴかぴか(新しい)] この濁りこそが小麦麦芽を使っている証なのでございますよ。

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2杯目、ライト長浜エール。これも限定ですん。

ライトというほど軽くはないです。これはレギュラービールの「長浜エール」のライト版、ということなのでしょう。ゴールデンエールよりは色も濃いし、呑みごたえもありますよ。といっても重さは全くありません。麦芽のほのかな甘味が気持ちいいですん[るんるん] 浪漫ビールのアイデンティティであるホップ感もたっぷり。ぐびぐびよりは長い時間かけてだらだら呑みたいピール。

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お次はスタウト。ホップの香り、苦味が突出している浪漫ビールラインナップの中で唯一、麦芽の風味が支配的なビール。焦がした麦芽の苦味と甘味が安心感を誘います。前の2杯がホップホップしたビールだったから、なおさら落ち着いたビールに感じます[るんるん]

アルコール度数も実はスタウトが一番低い(4%)のです。スタウトが「休憩&気分転換の1杯」になる醸造所って、浪漫ビール以外にはあまり見当たりませんな笑

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んで最後はヴァイツェン。相変わらずホップが効いてますね~。ここまでホップが主張するヴァイツェンも珍しいです。あっしの周りにはコアな浪漫ビールファンがいるのですが、みんな口をそろえてこのホップ感を浪漫ビールの魅力の第一に挙げています[ぴかぴか(新しい)]

どんな歌でも誰の歌でも自分の歌にしてしまう桑田佳祐みたいに、どんなビールにも貫かれたホップ感、これこそ長浜浪漫イズムなのでしょう。


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店内も実にシャレオツ。天井には洋邦問わずいろんなビールの瓶がずら~り~。

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も少しアップにすると・・・

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お、シメイの大瓶発見[グッド(上向き矢印)] というかよくこれだけ集めたな・・・感心。


とまあ、ビールは大満足、レストランもシャレオツ、という実にあっぱれな浪漫ビール[ぴかぴか(新しい)]なのですが・・・今回ややorzな現場に出会ってしまいました。


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「下面発酵ビールって・・・わかる?」



あっしの隣のテーブルに座った年配のご夫婦が、メニューに書かれたビールの解説を見ながらぽろりとこぼした一言です。日本地ビールの現状をこれほど端的に表した言葉はありませんな。。。

これがご夫婦が見ていた解説です↓

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読みづらいと思うので以下に打ち直しました。


【淡海ピルスナー チェコのピルゼン発祥、喉越しが良く黄金色に輝き、雪のように白くきめ細かい泡を持つ世界の下面発酵ビールの元祖。】

【長浜エール クラシックなエールを基本とし、ホップによる苦味とフルーティな香りを生かし、浪漫ビールならではの深い味わいに仕上げた自信作。】


麦酒天動説を乗り越えて「こっちの世界」に入って久しいあっしには、一読してその内容と意図はすぐにわかります。しかし、麦酒天動説の真っ只中にいる大多数の日本人、つまり浪漫ビールレストランを訪れるほとんどのお客さんは、この解説を見てどう思うのでしょうか[exclamation&question]

麦酒天動説を信奉していた頃を思い出して、この解説に突っ込んでみます。



「チェコのピルゼン発祥」←何だ、ドイツじゃないのか、だめじゃん。

「喉越しが良く黄金色に輝き、雪のように白くきめ細かい泡を持つ」←ふむ、つまり普通のビールか。

「下面発酵ビール」←・・・は(?_?)?

「クラシックなエール」←・・・は?エール??

「フルーティ」←う~ん、苦くないのか・・・



突っ込みどころ満載です笑 土地柄的に年配のお客さんが多いのが悲劇に拍車をかけます。この解説を読んで(「呑んで」ではありませんよ、念のため)「ビールってすご~い」と思ったお客さんは、ばっさり言ってしまうと、ゼロでしょう[あせあせ(飛び散る汗)]


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何でこんなにも「こっちの世界」って排他的なんでしょう。あらためて自戒しました。

もやしもん8巻でこの排他性、閉鎖性について酷評されていますが、全くもって反論の余地なしです。(それ以外は反論したい箇所がたくさんありますが笑)

こっちの世界に来た人間の役割って、いまだ麦酒天動説にとらわれている人達に少しでもビールの魅力を「わかって」もらうことだとあっしは思っています。難解な用語を並べてハリボテの高級感を出すことではありません。この点ではアサヒのザ・マスターに対する真摯な姿勢は本当に素晴らしい[ぴかぴか(新しい)]し、どのメーカー(大手、地ビール両方)にもこれから進んでいってほしい方向性だなあ、と思います。

こっちの世界とあっちの世界の間に横たわる溝はアマゾン川みたいなごん太い溝です。でも一度渡ってしまえばそこに待っているのは百花繚乱に咲き乱れる麦酒万華鏡[るんるん]

「渡った人間にウケるための方法」より、「渡りたくても渡り方がわからない人を丁寧に渡してあげる方法」、エラそうに言えば顕在的な客よりも潜在的な客にアピールする方法を真剣に考えねばならないんだなあ、と痛感しました。というかこのブログだってそういう意図で始めたのですが、一体どれほどその目標を達成できているのか・・・[たらーっ(汗)]

たまに辛口&内省の猫背でしたorz

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【醸造所情報】
長浜浪漫ビール株式会社 〒526-0056 滋賀県長浜市朝日町14-1 TEL:0749-63-4300 

【アクセス】
JR長浜駅より徒歩約4分

【URL】
http://www.romanbeer.com/

【関連記事】
前回訪問時の記事 http://nekoze-beer.blog.so-net.ne.jp/2009-03-11

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南紀白浜ナギサビール 【猫背的夏休み・後編】 [現地に突撃♪]

続き~[るんるん]

ちなみに前編はこっち→http://nekoze-beer.blog.so-net.ne.jp/2009-07-23

白浜での豪遊の翌日、向かったのは和歌山。そして目指した店は・・・




ねこまた屋さん(再) だってランチ食べたかったんだもん[あせあせ(飛び散る汗)]

というわけでアメリカンウィートと一緒に日替わりランチ。いや~昼酒はいいなあ[ぴかぴか(新しい)] 優越感と背徳感の合わせ技一本[手(チョキ)]

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ランチんまし[exclamation] マニアックなアメリカのクラフトビールを並べているお店だとは思えないほどのハイクオリティ。ビールも料理もハイグレードという実に稀有なお店です[ぴかぴか(新しい)]

ちなみにねこまた屋さんがある和歌山市の「じゃんじゃん横丁」って、こんな感じです。

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国籍不明の異次元空間に迷い込んでしまったみたいなトリップ感[グッド(上向き矢印)] 愉快な場所でした[ぴかぴか(新しい)]




というわけでナギサ漬けの3日間だったのてすが、呑んだ数を帰ってから勘定してみました。
アメリカンウィート 樽生×3
ペールエール 樽生×5、瓶×3

う~んよく呑んだ[グッド(上向き矢印)] うち8割は2日目に消費してます。ちなみにこの他にもいろいろ呑んでおります笑


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白浜では一日たっぷりかけてブルワー(醸造士)の眞鍋さんの話をうかがえました。ナギサを呑むたびに思っていた「流行にとらわれないマイペースさ」を、実際にお会いしてより強く感じました[ぴかぴか(新しい)]

数年前に麦芽が値上がりしたことあったぢゃないですか。普通ならば麦芽の使用量を減らしたり使う麦芽を変えたりと、コスト重視の対応をするところです。が、何とその時にナギサは、用いる麦芽の量を増やしたそうです[exclamation] この変化はアメリカンウィートにより顕著に出ていますが、どちらも香味がより強くなり、コクを増しています。

こういう思い切った経営判断ができるのは、ブルワーさんが社長を兼ねているという日本の地ビールの中では極めて特殊な企業形態による部分も大きいとは思うのですが、それにしても大英断ですな[ぴかぴか(新しい)]


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コンペティションへの参加だってそう。ナギサは参加するつもりが全くないそうです。

世の中にはビールを審査する品評会(コンペティション)がいろいろあるわけですが、たいていは「んまいかんまくないか」という主観的な評価だけではなく、「そのビールがスタイルに合っているかどうか」という客観的な評価も行われます。

音楽に喩えれば、「ハードロック」というジャンルはかくあるべし、ギターの音の歪み度合いはこれくらいで、ベースの音圧はこう・・・と定義をした上で、ディープパープルとクイーンとレッドツェッペリンの中ではどれが上記の「ハードロック」の条件を一番満たしているか、を審査するようなものです。




ちなみに日本地ビール協会のスタイルガイドラインによると、「アメリカンペールエール」はこのようにスタイル定義されています。

「色合いはゴールドから薄い銅色。苦味、アロマ、フレーバーのいずれもが著しく際立っている。モルト風味は低~中。ミディアムボディ。麦芽のカラメルフレーバーは低。フルーティなエステル香は中~高。」

ナギサのペールエールを呑んだことある人ならすぐにお分かりでしょう。この中にナギサペールエールの魅力を説明するに足る言葉がほとんど見当たらないことが。

これは決して、スタイル定義なんてナンセンスだ、と言っているんぢゃありませんよ。川相の送りバントのように、スタイル通りの香味を毎回出せるというのは並大抵の醸造技術ではできないことです。そういうビールには高い評価が与えられてしかるべきでしょう[ぴかぴか(新しい)]

でもナギサはそんなモノサシには目もくれず、ひたすら我が道を行っているわけですよ。自分がんまいと思うビールを衒わずに、惑わされずに醸し続けるピュアさがたまらんではないですか[ハートたち(複数ハート)]


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何かにつけてニホンジンって、ジャンル分けして仕切りをつくりたがるぢゃないですか。音楽の好みがまさにそう。CD屋に行けば各コーナーを分類して「ロック」「ハードロック」「パンク」「オルタナティブ」「Jポップ」、果ては「ビジュアル」なんて分類まで。ビジュアルって、音の特徴ぢゃないじゃん笑[あせあせ(飛び散る汗)]

で、ほぼ間違いなく、日本ではジャンルまぜこぜの音楽はたいてい評価低いぢゃないっすか。じゃがたら然り、ニルヴァーナ然り。日本はニルヴァーナを筆頭とする90年代初頭のグランジ/オルタナティブロックを正当に評価できなかった、世界の中でも数少ない国の一つです[もうやだ~(悲しい顔)]

ジャンルの壁を飛び越えようとする気鋭の音には「実験的」なんて形容詞がつけられて、それを大多数の人は「未熟の」と読み替える。んで、誰もが心に思い描くような予定調和的な「お手本音楽」には高い評価が与えられる。ナンボのもんじゃい、ですよ、まさに。




とまあ、ガキの頃からあっしはこういう恣意的な垣根に違和感を覚えていたわけなのですが、それはビールの世界に入っても同じです。スタイル通りのビールももちろん好き。だけど、スタイルの壁を悠然と飛び越え、想像の世界で遊んでいるみたいな愉快なビールには何とも言えない親近感を覚えるのです[るんるん]

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なんかいろいろ話はそれましたが、結論、んまい[ビール][ぴかぴか(新しい)]

ちなみに、真鍋さんが今考えている「次に造ってみたいビール」の案も少しだけ聞けました[exclamation×2] そのビールとは・・・









(thinking time BGM:渚のバルコニー)









秘密[るんるん] ナギサの栓抜き10個集めたら教えてあげます[ぴかぴか(新しい)]


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【URL】
ナギサビール
http://www.nagisa.co.jp/

ねこまた屋
http://www11.ocn.ne.jp/~katze/index.html

【関連記事】
この記事の前編 http://nekoze-beer.blog.so-net.ne.jp/2009-07-23

ペールエール(マニアックです) http://nekoze-beer.blog.so-net.ne.jp/2009-02-27

昨年BARLEYに行った時の記事 http://nekoze-beer.blog.so-net.ne.jp/2008-08-29-1


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南紀白浜ナギサビール 【猫背的夏休み・前編】 [現地に突撃♪]

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南紀白浜ナギサビール[ビール][ぴかぴか(新しい)]

ちょいと早めの夏休みを1週間ほどいただきました。さてさて、どこに行ったものか・・・夏といえば・・・海。海といえば・・・渚。ナギサ!ナ・ギ・サ・ビール[exclamation]

なんて思考を経ることもなく、ず~っと前からこの休みでナギサ(と三次(T_T))に行く予定でした[ぴかぴか(新しい)]

今回の記事、かなり気合い入ってますよ。何故ならばナギサビールブルワーさんの眞鍋さんご夫妻による白浜観光案内つきという、実にゴージャス&ナギサファン垂涎のツアーだったからです~[ハートたち(複数ハート)]

へへっ、うらやましいだろぅ?(←性格悪)

長年ファンやってて良かったなあ~と一人で悦に入っておりました。


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さて、白浜入りの前日には念願の和歌山市「ねこまた屋」さんに行ってきました。

ねこまた屋さんHP → http://www11.ocn.ne.jp/~katze/index.html

21時30分頃に行ったにも関わらず、カウンターにはお客さんがずらり。どこにでも居ますね~、ビール党[ビール]

ベッケンビールの署名のお願いをしたところ、さっそくカウンターのお客さんが皆さん署名してくださいました(T_T)

あっしは今回の旅でナギサのレストランでんまい樽生を呑むために、1ヶ月前から通販も我慢して「断ナギサ」してました。が、ねこまた屋さんのサーバーに貼られた「ナギサビール」の巨大ステッカーを見て、たまらず注文笑 フライングにもほどがあります[あせあせ(飛び散る汗)]

アメリカンウィート→伊勢角屋ウィートエール→ストーン・ペールエール→ナギサペールエール、と、実にゴージャスな前夜祭でした[ぴかぴか(新しい)]

ちなみに、マスターやお客さんとの話が楽しくて、写真は一枚も撮ってません、あしからず[あせあせ(飛び散る汗)]


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そして翌日、和歌山駅発12:04のスーパーくろしお13号で遂に1年ぶりの白浜入り[グッド(上向き矢印)]

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7月中旬にもかかわらず駅員は早くもアロハシャツでした笑 ここまで夏を待ちきれないのは白浜駅員かTUBEくらいでしょう。




そしてまず向かったのは、ナギサビールの仕込み水、「富田の水」の取水地[ぴかぴか(新しい)]

ちなみに「とみたのみず」ではなく「とんだのみず」らしいです。あっしはずっと「とみた」だと思ってました。まったく、とんだ大間違いでした。

富田の水 → http://www.tondanomizu.co.jp/index.html

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ちなみに一般向けにも販売しております。持参したタンクに直接入れる場合は10ℓが100円で、1.3ℓ入りの袋を購入する場合は袋6つで300円です。よほどゴージャスな袋を使っているんでしょう笑 あっしは1.3ℓの袋を一ついただきました[ぴかぴか(新しい)]

ナギサビールでは仕込みのたびにここで2トンの水を購入し、車で醸造所まで運ぶそうです。これは大変だぁぁ~[あせあせ(飛び散る汗)]




富田の水は硬度56の軟水です。一般的には軟水を使って造ったビールはすっきりしたものになり、硬水だと苦味がシャープに出ます。ナギサ独特の苦すぎない、柔らかい風味はこのあたりにも秘密はあるのだと思います[ぴかぴか(新しい)]

後で工場見学をさせてもらった時に、この富田の水を蓄えた煮沸釜を見せてもらったのですが、驚くほどきれいでした!水色なんです、ほんとに!水が水色をしているのを初めて見ましたよ、あっしは[あせあせ(飛び散る汗)]

創業当時は別の水を使っていたそうなのですが、この水色と完成したビールのんまさにノックアウトされ、それ以来ずっと富田の水を使っているそうです。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


富田の水の後はみなべ町にある「カフェ・ド・マンマ」へ。

http://www.plumkoubou.co.jp/shop/index.html

いや~このお店はロケーションがすんばらしい[ぴかぴか(新しい)]

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オーシャンビューなんてもんぢゃありません。海の中に浮かぶカフェ、と言ったほうが正しいくらい、窓いっぱいに海が広がっております[るんるん] 外にはテラス席もございます♪ 潮風に吹かれたい方はぜひどうぞ。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


そしていよいよ、念願のナギサビール工場見学~。あっしが10年間愛し続けてきたビールが生まれる場所へ、そう、それは猫背的聖地[exclamation×2] あ゛あ゛あ゛、斎戒沐浴して身を清めねば[あせあせ(飛び散る汗)]

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巷でうわさのナギサ号。このトラックで白浜の町にんまいビールを届けているわけです。

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醸造所~[るんるん] 去年撮った写真の流用ですみません笑

ちなみにこのナギサブルワリー、元々は○×△だったそうです。さて、その○×△とは次のどれでしょう~。

① コンビニ
② クリーニング屋
③ パチンコ屋
④ 塾
⑤ キャバレー
⑥ 歯医者





thining time (BGM:渚のハイカラ人形)







正解は・・・秘密です笑 でも6つの中に正解はありますよ。ナギサビールのラベル100枚集めて郵送してくれたら教えてあげます笑

いよいよ工場の中に。ここでブルワーの眞鍋さんとご対面。グランビエールの時は少しご挨拶した程度だったので、ちゃんとお話させていただくのはこれが初めて[あせあせ(飛び散る汗)] かなり緊張していたのですが、非常にきさくで話好きの熱い職人さんでした[るんるん]

ここでビールの話などいろいろさせていただきました[ぴかぴか(新しい)] 詳細はまた後ほど。で、そんなあっしの元に眞鍋社長の弟さんが、グラスを持って登場[exclamation]

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なななななななんと、貯蔵タンクから樽詰めしていた最中のペールエールを少々いただいてしまいました[exclamation×2] 産地直送にもほどがあります!一人グランビエール開催~[るんるん] いただきま~す!

かかかか香りが・・・カホリが・・・KA・O・RI(←昭和テイスト)

今までに呑んだどんなビールよりもカスケードホップの香りがきれいに出ています[ぴかぴか(新しい)] モルトの香りも混じって複雑な表情を見せる瓶ナギサとはまた違った魅力。でもこれをたらふく呑むには、貯蔵タンクに口を直結して人間樽にならねばなりませんな。残念。。。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


その後眞鍋さんご夫妻と一緒に直営レストラン、BARLEYに。

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テラ逆光笑 シーズン前にもかかわらず、店内は半分ほど埋まっておりました[ビール]

いただきま~す[グッド(上向き矢印)]

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ビールのんまさは言うまでもないのですが、料理がかなりグレードアップしてる気がします。去年は呑んでばかりいたので、料理の印象がないのはまあ当然なのてすが笑 シュリンプフライむちゃくちゃ美味ですぅ~。




続けて2件目、社長が激賞する居酒屋、「長久酒場」へ。

http://r.tabelog.com/wakayama/A3004/A300401/30000368/

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ナギサとキリングラスと居酒屋おつまみと焼酎。なかなかお目にかかれない絵です笑[あせあせ(飛び散る汗)]

魚介がむちゃウマでした[グッド(上向き矢印)]

海なし県人猫背的には一生の間に何度お目にかかれるかわからないほどの豪華ラインナップ。カメノテ・・・んまかった。。。ちなみにカメノテとは??詳細情報は↓でどうぞ。あ、写真見る時は少し覚悟してくださいね笑

http://www.zukan-bouz.com/koukakurui/myougagai/kamenote.html




そして3件目、白浜のナイスなアイリッシュバー「ミルク&ビアホール 九十九」へ。

http://r.gnavi.co.jp/c344000/

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エルディンガーグラスに入ってるのは当然ナキサです[ぴかぴか(新しい)]

このペールエールを眞鍋さんは絶賛(自画自賛?笑)してました。「いつもこの状態で出したいんだよなあ~[グッド(上向き矢印)]」と熱く語っていたそのペールエールは、ほのかにぶどうのようなフレーバーがあって、まるでアップルティーのような浮遊感[ぴかぴか(新しい)] んまいです。

この店はピザが実にんまい。何とチーズを使わないで焼き上げているんです!ぜひご賞味あれ。社長は「甘味と酸味のバランスがたまらん~」と悶絶してました。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


えらく長くなってしまったのでとりあえず今回はここまで。続きは・・・お・あ・ず・け[ぴかぴか(新しい)] O・A・ZU・KE←昭和テイ(略

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

【URL】
ナギサビール
http://www.nagisa.co.jp/

ねこまた屋
http://www11.ocn.ne.jp/~katze/index.html

【関連記事】
この記事の後編 http://nekoze-beer.blog.so-net.ne.jp/2009-08-01

ペールエール(マニアックです) http://nekoze-beer.blog.so-net.ne.jp/2009-02-27

昨年BARLEYに行った時の記事 http://nekoze-beer.blog.so-net.ne.jp/2008-08-29-1






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長濱浪漫ビール [現地に突撃♪]

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長濱浪漫ビール[ビール][ぴかぴか(新しい)]

今回は琵琶湖のほとり&豊臣秀吉のお膝元、滋賀県長浜市の長濱浪漫ビールに行ってまいりました~[るんるん]

東海道新幹線を米原駅で降り、そこで北陸本線に乗り換えて約10分。長浜駅からは徒歩約4分。駅から徒歩5分圏内の直営レストランってあんまりないんぢゃないですかね?あっしが今まで行った中では一番の駅近でした。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


長浜は街並みが実に素敵。古い建物を大切に残してレトロな景観を保っています。夏の夕暮れなんかは風情あるんだろうなあ~[ぴかぴか(新しい)]

しかし、今回あっしが訪れたのは夜7時半orz 街灯が多くはなく通行人もまばらなので、ビビリのあっしにはかなり怖かったです[あせあせ(飛び散る汗)] 行くならば昼~夕方をおすすめします。




というわけでこんな素敵な路地を通り抜けて・・・

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素敵さがあまり伝わらない写真ですみません[あせあせ(飛び散る汗)] これぢゃ肝試しに行ったみたいだよorz

着きました、浪漫ビールのレストラン。

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和風&レトロな建物はシャレオツ度高し[ぴかぴか(新しい)] 入り口の前には川が流れていて、まるで城のお堀みたい。この川は500メートルほど先で琵琶湖へと注ぎます。

門を開けたら真正面に、有名なビール研究家である故マイケルジャクソン氏が訪れた時の写真が誇らしげに[exclamation]

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★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


さあ時間がない、いただきま~す[るんるん] ちなみに日曜日は閉店が21時と早いのでご注意を。。


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淡海ピルスナー。淡海というのは古代における琵琶湖の別名です。

う~んフルーティ[ぴかぴか(新しい)] 果実香がかなり強烈。これは間違いなくカスケードホップでしょう。飲み口も苦みよりはフルーティさが際立ってます。麦芽のコクどうこうよりもホップの存在感で貫かれたピルスナー。カスケードホップ好きにはこれはたまらんでしょうな[手(チョキ)]




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伊吹ヴァイツェン。伊吹というのは伊吹山のことでしょう。関が原の戦いで敗れた石田三成が逃れたのが伊吹山であります。

濁りは少な目です。酵母は濾過してるのかなあ。ヴァィツェン特有の甘さは少なく、ピルスナー同様にここでもやはり果実香と柑橘系の苦味がしっかり。みかん食べてるみたいな感じだなあ[グッド(上向き矢印)] ヴァイツェンらしいヴァイツェンが苦手な人にぜひ。




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長浜エール。これはアメリカンペールエールですね。ここでもまたまたカスケードホップが強烈な存在感。苦味くっきり。口に入った時のシュワシュワ感が刺激的で心地よいですぅ[グッド(上向き矢印)] よなよなエールよりも酸味、苦味がやや強い感じかなあ。舌にも記憶にも印象強いビールです[ぴかぴか(新しい)]




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黒壁スタウト。1900年に完成した国立第百三十銀行長浜支店が黒漆喰の壁であったために、市民に「黒壁銀行」と呼ばれて親しまれたそうです。すいません、全てネットで拾った情報の受け売りです笑 いや~パソコンって便利だ。ビルゲイツマンセー。

香りはごくほのかに焦げた香りがするくらいですね。ホップの存在感が支配的だった上の3つとは対象的に、黒壁スタウトは麦芽の風味が実に芳醇[るんるん] キレもよいので後味すっきり。飲み口も重すぎないので飲み飽きませんね~。




ちなみにこのスタウトだけは150mlのテイスティンググラスでいただきました。本当は普通のグラスでいただきたかったのですが・・・電車の時間がorz

このテイスティンググラスだと4種類飲んでも合計600mlなので泥酔することなく胃袋さわやかに全種類制覇できますよ[ぴかぴか(新しい)]


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


ちなみに上記のレギュラー4種の他に季節限定でショコラエール、ライト長浜エールがありましたが時間がなくて断念。ううう飲みたかった[バッド(下向き矢印)]

それにしても長浜は良い街だなあ[ぴかぴか(新しい)] 閑静な街並みに加えて落ち着いて過ごせそうな観光スポットもたくさん。人混みを離れて1日かけてゆ~っくり巡ってみたいですね。そんな長浜巡りのメインイベントとして是非行ってください、長濱浪漫ビール。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

【醸造所情報】
長浜浪漫ビール株式会社 〒526-0056 滋賀県長浜市朝日町14-1 TEL:0749-63-4300 

【アクセス】
JR長浜駅より徒歩約4分

【URL】
http://www.romanbeer.com/

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猪苗代地ビール [現地に突撃♪]

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猪苗代地ビール[ビール][ぴかぴか(新しい)]

仕事で福島に行く機会があったので、ぶらりと寄って参りました。磐梯山のふもと&猪苗代湖のほとりという実に風光明媚なロケーションにある醸造所、猪苗代地ビールのレストランです[ぴかぴか(新しい)]


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


郡山駅から磐越西線に乗り、猪苗代駅で下車。そこからはバスまたはタクシーですね。タクシーならばだいたい1800円くらい。

ちなみに郡山から猪苗代までは各駅停車だと45分かかりますが、たまに走っている快速列車にうまくめぐり合えれば、たったの30分で着きます。ちなみにあっしはこれに乗れました↓

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あいづライナー[るんるん] 車体のあちこちに福島県のメインキャラ、赤べこが笑 かわいい[揺れるハート]

車内は何とゴージャスな2列&2列シートで、リクライニングに加えて座面スライド機能もついたセレブなものです[ぴかぴか(新しい)]




というわけで赤べこに揺られて着きました、猪苗代。車窓からは雄大な磐梯山[ぴかぴか(新しい)]

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今年は雪がかなり少ないみたいです。「生活する分にはいいけど、こんなに少ないとちょっと心配だよ・・・[たらーっ(汗)]」とタクシーの運転手さんが嘆いていました。「都会的ではないもの」をウリにする観光地には必ずついてまわるジレンマですよね、大変だあ~[あせあせ(飛び散る汗)]


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


到着~。猪苗代地ビール館。こんな建物です。

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地ビールレストランのご多分に洩れず、トンガリ屋根です笑 まあ豪雪地域だからファッションよりも機能重視でトンガリ屋根なのだと思いますが。

レストランは建物の2階です。残念ながら猪苗代湖は見えませんが、磐梯山が窓一面に広がる絶景ポイントです[exclamation×2] んんん~大スペクタクル[グッド(上向き矢印)]


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


いただきま~す[るんるん]

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まずはピルスナー。王道のドイツ式ピルスナー。ホップがよく効いていて、キリっとした香りと苦味が印象的。インパクトより呑みやすさを重視してる感じですね。麦芽のこってり感は皆無なので、「地ビール=濃い=呑みにくい」と思っている(誤解している)人でもこれはすいすいいただけますよ[グッド(上向き矢印)]




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次はヴァイツェン。インターナショナル・ビア・コンペティション2006で金賞を受賞している逸品でございます[ぴかぴか(新しい)]

まずは何よりも色、きれいですぅぅ~。程よい濁りが磐梯山から届く柔らかい陽光に照らされて、まるですりガラスみたいに実にんつくしくきらめいております[ぴかぴか(新しい)]

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これだけでもうかなり満足。

ごっくんしました。ヴァイツェン特有のバナナ香や甘味、酸味は控え目。あっしはどちらかと言うと思いっきりふりきれたヴァイツェンが大好きなのですが、これくらいおしとやかなのもやっぱりいいなあ~[るんるん]




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次はゴールデンエンジェル。これはピルスナーやヴァイツェンみたいに国際的に規定されたスタイルにあてはまるビールではなく、猪苗代地ビールがオリジナルで醸造しているビールです。インターナショナル・ビア・コンペティション2007 2008で連続金賞受賞[exclamation]

色はやや薄い赤褐色。これも実にんつくしいですね~。ホップのキャラクターは香りにも苦味にも弱め。その代わりに麦芽の風味はなかなかありますな。すっきりビールのピルスナーとヴァイツェンを呑んだ後だからなおさらそう感じるのかも。

柔らかい苦味と甘味がシンフォニーして、まるでエールビールみたいなフルーティ感。後味もすっきり。これは何杯呑んでも飽きませんね~[るんるん] あっしは電車の時間が迫ってたので1杯だけにしときましたが。あえて似てるのを探せば、琥珀エビスかなあ。




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最後はラオホ。これは麦芽を乾燥させる時になななな何と[exclamation]ブナのチップを用いて麦芽を燻製したものです。というわけでビールにも燻製のスモーキーな香りや風味が乗るわけですよ。

「麦芽を燻製するとは何たる暴挙、さてはこれも猪苗代地ビールオリジナルか?」と思った人、残念でした。これは立派なドイツビールの一種です。ドイツはバンベルクの町で中世から作られ続けている実に歴史のあるものなのですよ。ちなみにラオホとは「煙」の意味です。

有名どころではドイツのシュレンケルラ醸造所のラオホ、日本では富士桜高原麦酒のラオホですかね。どちらも燻煙香がはっきりと感じられて、燻製のソーセージみたいなフレーバーが実におもしろいビールです[グッド(上向き矢印)]

が、正直申し上げます。あたくし猫背、ラオホはやや苦手であります[たらーっ(汗)] コアなビールファンのお叱りは甘んじて受けます。ですが、どうもやっぱりビールはビール、ソーセージはソーセージであって欲しいのですよ。何もそこを2in1にしなくても・・・(T_T)[あせあせ(飛び散る汗)]

そんなあっしが初めてラオホをおいしく飲み干すことができました[ぴかぴか(新しい)]

この猪苗代ラオホは燻煙の存在感が非常におだやか。砂のような灰のような香りの中にわずかに燻煙香が感じられるだけだし、呑みこんでみてもむせ返るような燻製フレーバーはありません。台所で焼いているソーセージの香りが朝の寝室に香ってくるみたいに、あくまでも遠くに、ほのかに燻したブナの香りが感じられます。

というわけでラオホ入門編、という感じですかね。実に呑みやすいです[ぴかぴか(新しい)] ラオホが苦手な人、あっしと一緒にこのビールで練習しましょう。ちなみに2007年インターナショナル・ビア・コンペティションで銀賞に輝いております。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


といったわけでラインナップ全4種類いただきました。電車の時間があったので各1杯ずつだったのですが、呑み疲れませんね、猪苗代地ビールは。あくまでも呑みやすさとバランスを重視している繊細な作りが実にすばらしい[ぴかぴか(新しい)]

ビールがんまいのももちろんなのですが、流れていく雲と共に陰陽の表情を刻一刻と変えていく磐梯山を眺めながらビールをいただける、という贅沢な空間にかなり酔えますね[黒ハート]




帰りは猪苗代の駅に早く着きすぎてしまったので、駅舎のでっかいストーブにあたってまどろんでおりました[眠い(睡眠)] 至福[ぴかぴか(新しい)]


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


【醸造所情報】
猪苗代地ビール
〒969-3284 福島県耶麻郡猪苗代町大字三ツ和字村東85番地 0120-72-7472

【アクセス】
車 :東北自動車道郡山JC~猪苗代磐梯高原I.Cより車で約7分。会津若松I.Cより約20分。
電車:JR磐越西線猪苗代駅よりバス10 分。

【URL】
http://www.shinsei-jp.net/cat1_4.html

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